小心者の一日

今、ワタシの会社では栃木県で二つの現場を施工しています。

その内の一つ、宇都宮駅前にある学校の現場で、本日ワタシが大チョンボ。
今日中に仕上げなくてはならない工事であるにも関わらず、肝心の資材の発注ミスを犯してしまいました。
どんなに優秀な職人さんが現場にいても、材料が無ければ始まらない・・・。



まずは先方の監督さんに電話で謝罪をしたのですが、もう取り付く島も無い。
とにかく今日中に仕上げろ!」の一点張りです。
それはもうこちらのミスですから何とかしなくてはならない。

しかしまた運の悪い事に、そのたった一個の不足資材が製作品ときている・・・。
とにかく材料屋さんに無理を言って、大至急製作依頼。
午後イチ上がりとの事です。
それを埼玉のまで引き取りに行ってそれから宇都宮まで行かなくちゃなりません。
物理的に考えても早くて15:30着。

先方の監督さんの鬼の形相が目に浮かびます。
何せ大事な取引先、それも一癖ある方なのでおへそを曲げられたら後々の営業にも響きかねません。
いやぁ、参った。
これってマジ、ヤバくね?

その時のワタシはホントどれほど浮かない顔だったことでしょう。
卑怯にも・・・どう言い訳をしようかとか、どうやって取り繕おうかとか・・・。
小心者のワタシはそんな事ばっかり考えています。

しかしながら品物が午後イチ上がりということなので、ここでジタバタしても仕方がありません。
朝からバタバタしていて朝食も摂っていませんので一先ず腹ごしらえ。
いつも食事に行ってるお店に行ったのですが、お店の方がすぐにワタシの様子が変なことに気が付いた模様・・・。
ワタシの間抜けな事情を話したら、そこの方々はこう仰る。
まずお一方は「修行だね、修行。はい頑張って」と笑みを湛えて・・・。
もうお一方は「愛情があるから叱られるんだから、別にいいじゃない。どうでもよかったら何にも言われないでしょ」と力強く。

仰るとおり。
ワタシより年下の方々なのですが、ずいぶんとまぁ肝が据わってる。
強いなぁ・・・。
マジで教えられた気分と同時に自分が少しばかり恥ずかしい。

そんな会話のお蔭か少し気持ちが軽くなり、食事を終えると急いで蕨へ。
品物を抱えてさらにさらに東北道をひた走ります。
その道中、あれこれ考えた末ワタシが出した結論は、「詰まらぬ言い訳はしない!」
予定通り15:30頃宇都宮の現場に到着。

まずは監督さんに・・・って顔を見るや否や電光石火、こっぴどく叱られたぁ!
しかしながら、こちらが愚にも付かない言い訳はせずストレートに謝罪し、取り急ぎ何とか材料を間に合わせた事で、最後には笑って勘弁して頂きました。

「俺もボード屋に待って貰うのに頭下げたんだから、今度おごれよ」

あぁほっとした。
仕事の少ない折、こういうミスは下手したら命取りになります。
生きた心地がしなかった小雨模様の一日でしたが、何とかなってホントに良かった。

それに今日は小心者のワタシには良き師が出来ましたしね。
明日から「兄貴」と呼ばせてもらいやす。
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by kazz1125 | 2009-02-24 21:13 | 世間話


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