あしひきの・・・

昨日、東京では桜が満開と発表されました。
昨夜の強い雨と、今日の強い風。
せめて週末まで頑張って欲しいな・・・。

あしひきの 山桜花 日並べて
  かく咲きたらば いたく恋ひめやも
                           万葉集 第8巻   山部赤人

あしひきの 山の際照らす 桜花
  この春雨に 散りゆかむかも
                           万葉集 第10巻 読み人知らず
 
あしひきの 山桜花 一目だに
  君とし見てば、我れ恋ひめやも
                           万葉集 第17巻  大伴家持
  

 この山に係る枕詞「あしひきの」ですが、その語源は諸説紛々確かではないようです。
語感からは、なだらかな・・・大和の国の山々のような姿を思い起こさせるようなイメージがあるのですがいかがでしょうか。
いずれにしても万葉の昔もそして今も、美しいものは人の心を捉えてやみません。
たとえそれが桜の花であれ、人の心であれ・・・。
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by kazz1125 | 2006-03-29 08:40 | 言の葉


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