明らかに原色とは一線を画した、淡いとしか言いようの無い色合い。
それが
赤 でありながら
赤ではない。
水色 でありながら
水色ではない。
紫も
緑も・・・どの色一つとっても全てが繋がりながら動いている。
いわさきちひろという人の持つ心のパレットにしかない色なのかな・・・。
子どもをモチーフにしたたくさんの絵。
そのシンプルな柔らかな絵の中にある溢れんばかりの優しさは、どこから生まれてくるものなのだろう。
先日記した「
相田みつを」さんの言葉の奥深さと、どこか同じ匂いがします。
饒舌じゃないが故に迫りくる何か・・・。
久し振りに、のんびり自転車で「
ちひろ美術館」に行ってこようと思います。梅雨入り前に・・・。 絵本:
あかちゃんのくるひ表紙