音楽事情~昔語り

先日記した「空でさえ飛べる気がした」に幾つかのコメントを頂きました。

当時のFM放送は今と違い、曲が流れている時にはDJのしゃべりが被るような事はまず皆無でした。
  東京でさえ放送局はFM東京NHK・FMの2局しかなかった時代。
  もちろんレンタルレコードなんてありません。

ですから音楽ファンにとっては良質の音で音楽が録音できるFMは貴重な音楽ソース。
そんな事があったら放送局にクレームの嵐だったと聞いたことがあります。
そのため、どんな曲が掛かるのか事前調査するために「FMファン」とか「FMレコパル」とか買ったものでした。

その後少しずつ放送局が増え、J-WAVEがアメリカンスタイルのDJ方式を取り入れた頃から、音楽をかけっぱなしで好き勝手にDJが話すと言う形になったように思います。
その頃はもうCDが主体になっていましたし、レンタルCDも充実していましたから、わざわざFMを録音するマニアもいなくなったからなのでしょう。






レコードの時代。
それはすなわちカセットテープの時代。
音楽テープは45分テープ90分テープを良く使ったものでしたね。
LP(おぉ、懐かしい響きだ)一枚が大体45,6分で収まるので、両面で90分。
120分テープは薄いのでダメでしたね。お気に入りの曲をごっそり120分テープに入れて、夏の車内でテープが伸びちゃったなんて事もありましたっけ。
SONYやTDKのカセットテープとかまとめ買いしたなぁ。下から2番目のグレードの奴・・・。 
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高校生くらいだからテープ買うお金が無くってね。
何で家にあったのかわかんないけど、英会話のレッスンテープ!の消去防止の穴にセロテープ貼って録音しちゃった事がありました。
あれは音悪かったなぁ。
それも60分テープだから、曲が終わった後ろの方はレッスンが残ってるのね。
曲が終わってしばらくすると「REPEAT!」とか聞こえてくるの、すっげー情けない・・・。

雑誌の中の高価なステレオ(これも最近あんまり聞かない言葉だな・・・)の広告を見て溜息ついたもんです。当時の僕はラジカセ。なんたってお金なかったから(今はありそうに書いてますが、どういうわけかそれだけは変わりません)。

そしてそのラジカセにも随分世話になったものです。
ギターの練習するのに、必要な楽譜も高くて中々買えません。
そこで・・・カセットを何回もキュルキュル巻き戻してはギターの音を聴く。
聴いては弾き、弾いては聴きの繰り返し。
いわゆる耳コピというやり方です。
あのアナログカウンターを0に合わせてネ・・・。あれも何十回もやってる内に少しずつ狂ってくるんですよ(そんなのはどうでもいいが)。

懐かしくて懐かしくて・・・次から次へと止め処無く思い出されてきます。


あぁ、それが!今は何て言いましたっけ?
よく知りませんがi-Podとか言うものでPCから録音するのもアットいう間ですしねぇ。
消すのもすぐだし・・・。
カセットなんて大変だったんだからな。

何でもかんでも早きゃいいってもんじゃない気がしてきました。
だってああやって苦労して音楽を録音して、ギターを練習して・・・。
だから当時弾き込んだ曲は楽譜なしで、未だに空で弾けます。歌えます。
身に付いたって感じがします。

だから何?って我が家の娘達には言われるんだろうな。
これはもう懐古趣味の範疇に入ってしまうのでしょうか・・・?
それもいいでしょう。それでも地球は回っています。
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by kazz1125 | 2006-05-27 10:07 | 音楽


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