行方知れず

玄関に自分の靴がある。
当たり前のことです。それでこそ平和です。

ところが前々から不思議に思っている事がありまして、皆さんも似たような経験がおありだと思うのですが・・・。





旅行で温泉に行きました。
当然チェックインを済ませて一段落したら、大浴場なるものに浴衣がけなんぞでそぞろに参ります。

脱衣所につくと、「おお・・・空いている」。
脱いであるスリッパの数で混み具合がわかりますよね。今は5足あるだけ。
先客は5人か・・・ラッキーみたいな。

手足の伸ばせる大浴場。うれしいですね、ゆっくり湯につかります。
しばらくすると、先客が連れ立って出てゆきました。
だぁれもいなくなった大浴場。
一人なのをいいことにいい年をしてすっぽんぽん(想像されて気分を害されましても当方は一切のクレームはお受けいたしません)で泳いじゃったりして童心に返ります。
体を洗ってですよ、隅のサウナに行きます。
ところが誰もいないと思っていたら先客に刺青のあるおぢさん。
覘いただけでドアを閉めると返って変ですよね。
少しビビリながら座ってですよ、そわそわしながらとっとと出ます。その早い事早い事。
怖がりにサウナに入ったようなもの。
再びシャワー何ぞ浴びて、おもむろに浴衣を身にまとい、脱衣所の外へ行きますわね。
するとスリッパが・・・一足しかない・・・。

目が点。

これを履いて部屋に帰ると、さっきの刺青オヤジの分のスリッパが無くなる。
二人きりで裸で同じ部屋で同じ時間を過ごしちゃったから、顔はばっちり見られてるし・・・
決して僕が悪いのではないが・・・ものすごい葛藤です。
う~んどうしよう。どうしよう。どうしよう。どうしたら喜ばれる???
別に喜ばれなくても良いが、どう考えてもあのオジサンの気分を害する事は避けたい・・・。
そう思わせるほど立派な刺青とこれまたご立派な堂々とした×××××でした。
ここで悩んだ末に僕の出した結論は、もちろん部屋まで裸足のまま戻り、部屋のユニットバスで足を洗いました。

いや、それはいいんですがね。別にその方が悪いんじゃ無し・・・。

問題はですよ、どうして温泉とかでちゃんと履いていったスリッパがなくなるんでしょうね?
火曜サスペンス劇場「行方知れずのスリッパ、草津の湯、湯煙ツアー」みたいな・・・。
今回の場合はセットでなくなっていたのですが、奇数だけ残ってたりする場合もよく見かけます。
何で???

まぁ誰かがいたずらしてるんでしょうけどね。
誰だか知らんが今回のケースはシャレになってなかったぞ。

ちなみに上の伏字にはカラダツキと入れてください。

翌朝チェックアウトの時、件のオヤジさんお見かけしました。
お仲間がやはりいらしたようで・・・、僕の選択は間違っていなかったと確信しましたがね。

温泉で命の洗濯のつもりが究極の選択、寿命が縮みました・・・笑点これにてお開き。
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by kazz1125 | 2006-06-11 06:27 | 雑感


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