人気ブログランキング | 話題のタグを見る

対オーストラリア外交

遺憾なく発揮された日本の外交手腕。

前半に先取点を取りこのまま逃げ切りかと思わせておきながら、後半、それもラスト10分ほどのところで相手に3得点も許すと言うのは、いかなシナリオライターでも中々書き得ないストーリー。
スポーツは筋書きのないドラマだと言いいますが、これほど見事な負けっぷりを演出するのは日本が誇る演出家蜷川幸雄さんや三谷幸喜さんでも難しいでしょう。

スポーツバーやパブリックヴューイングに居た在日オーストラリアの方々のあの喜びよう・・・。
ニュース映像で見ていてこちらも胸が熱くなりました。
それに引き換え我が日本人サポーターの落胆振り。
対オーストラリア外交の一環と思えばそれも仕方ありません。
今やオーストラリアの全輸出高の20%を占める日本の貿易的地位。
それは昨日の外交で益々揺るぎなきものになり、貿易のみならず、ついにサッカーにおいてまでもお客様と呼ばれる日が近づいたと言っても過言ではありません。

なお、本日は政府公認の寝不足気味かつ不機嫌な方々が巷に溢れかえっております。
ややもするとつまらぬ事で一触即発の状態になるかもしれません。
外出の際は充分注意をされ、出来ればなるべく不要な外出は避けられた方がよろしいかと存じます。

対オーストラリア外交使節団の皆様には本当にお疲れ様でしたと申し上げて、今回の筆を置かせて頂きます。
by kazz1125 | 2006-06-13 08:52 | Sports


<< 点数シール 実り >>