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北の国から

「北の国から」などと書き始めましたが、この語感とはおよそほど遠いもの。

とうとう北朝鮮がミサイルを発射。
各国の諫言もどこ吹く風と、それも大量6発の大盤振る舞い。

今回の暴走モード突入は、したたかな北朝鮮にしてはちょっと外交カードの切り間違いの気がしますね。逆に言うとそれだけ追い詰められていると言う事でしょうか。
太陽政策で雪解けムードの高まっていた韓国も、これではニコニコとしていられるわけも無く国際世論に合わせざる終えません。
ましてや北朝鮮外交の当面の敵、アメリカと日本では門戸を堅く閉ざしてしまうのは眼に見えております。

何故今、ミサイル発射だったのか?

国内の経済的閉塞。
日米との外交交渉の手詰まり。

どうもわかりませんがたった一つはっきりしている事。
ミサイルを発射台に載せた時点で、もう今回の発射はわかりきっていたように思えます。
振り上げた拳を下ろさなければ、金正日体制の威厳は保てないからです。

ただ今回の発射で北朝鮮の外交カードの枚数はかなり大幅に減りました。
さらに手詰まりになれば再び核を前面に押し出してくる事は間違いありません。

危険です。
極めて危険な暴走モード突入ですね。
日米はもとより周辺各国、主要国との密な連携が今こそ不可欠なものになります。

世界一の駄々っ子をこのままにしておいては、いずれ世界中に塁を及ぼす事に成りかねません。
慎重かつ大胆な対応策を望みたいですね。
いつものように翻弄される事のなきように・・・。
by kazz1125 | 2006-07-05 12:26 | 時事


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