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たくさんの襟

ミサイル発射の夜に懇親会 県危機管理広報課

 北朝鮮がミサイルを発射した5日の夜、報道機関への情報提供などを担当する県危機管理・広報課が、職員の大半に当たる課長以下約20人で、飲食店で懇親会を開いていたことが11日、分かった。

 県は5日早朝、ミサイル発射を受けて県国民保護計画に基づく「緊急事態情報連絡室」を設置。同課は、消防防災課が中心になって国などから収集した情報を、報道機関を通じて県民に提供する役割を担っていた。

 同課によると、懇親会は定例議会対応などの業務の区切りとして以前から計画。警戒態勢をとる中で、中野哲太郎危機管理・報道監と課長が予定通り開くかどうか話し合ったが、国からの情報提供も少ない状況の中で「担当で対応できる」と判断。連絡室を総括する中野危機管理・報道監と報道・危機管理担当の係長1人を残し、課員の大半が参加して佐賀市内で開くことにしたという。

 中野危機管理・報道監は「計画に応じた態勢はとっており、業務に支障はなかったが、対応が不適切だったとの指摘は真摯(しんし)に受け止める」としている。

佐賀新聞 07月11日更新


昨年4月のJR福知山線の事故の時に、JR西日本の関係者がボーリング大会やゴルフに行っていたと言う話があったのを思い出しました。




今回のケースも同じ。
何ゆえこのような斯かる事態の時に、懇親会をやらなくてはならないのでしょうね・・・?
警戒態勢をとる中での懇親会・・・って訳わからんぞ。

  ①以前から計画・・・
  ②国からの情報提供も少ない状況の中で「担当で対応できる」と判断・・・
  ③計画に応じた態勢はとっており、業務に支障は無かったが・・・

万が一何かあった時大騒ぎをしなさいと言う事ではないけど、現状この人たちでは絶対に対応できないでしょうね。

上記のコメントに対して、あえて揚げ足を取らせてもらうなら・・・

①別に以前から計画していたってこんな時は中止して、業務に就くのが当たり前でしょ?。
②国からの情報が少ないなら、尚更情報収集に努めるのが彼らの仕事ですよね?
③計画に応じた・・・ってミサイルが発射された時のシュミレーションなんてちゃんとしていたの?
だったらこんな時でも懇親会は予定通りやるっ!て言う条項も盛り込み済みだったわけですね、きっと・・・。
普通の神経ならそうでもなければこんな時にあえて懇親会なんてやりませんものねぇ。
それと、「業務に支障が無い」なんてわざわざ言う事自体かえって怪しいって言う事・・・わからないかなぁ?

危機管理意識をしっかりと持つ事が第一義として要求される人たちがこの体たらく。
毎回言ってますが、公務員さん全てがそうじゃないのはわかっています。
だけど、民間よりも正すべき襟がたくさんあると言う事は知っていて当たり前です。

市町村合併で地方自治体の統廃合が進んでいる中、公務員の職業意識ももっと高めていかないと、社保庁みたいに解体論がその内出てきますよ。
冷静に見れば不要な部署・・・あるでしょ?

2/10の記事で「普通の感覚」と言う事を書きました。
議員のみならず役人も「普通の感覚」を持った人が必要です。
「彼らの常識」が「国民の非常識」ではこれからの日本、良くなるものも良くなるはずがありません。
by kazz1125 | 2006-07-12 09:07 | 雑感


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