忌まわしき記憶

まもなく61回目の終戦の日。
相変わらず首相の靖国参拝だのとやっておりますが、もういささか食傷気味。
いい加減亡き方々に失礼だろうと言うのが本心です。

先日TBSで放送された旧日本軍731部隊の報道番組に無関係な安部官房長官の顔写真が映りこんでいたとの事で、TBSが総務省に厳重注意を受けたとの事。
意図的なものではなかったのでしょうが、それにしても時節柄いささか過敏な反応だったのかなという気もしないでもありません。
特に最近関係悪化の一途を辿る中国に対しての配慮だとは思うのですが、内容が731部隊ということでは仕方の無いところでしょうか?

731部隊。
森村誠一氏の「悪魔の飽食」と言う作品で一躍有名になった部隊です。
その実情は生物化学兵器の研究機関であり、中国人やモンゴル人捕虜を「丸太」と称し人体実験を行い化学兵器の研究を行ったとされています。
その研究成果はかなり重要なものであったらしく、終戦後徹底的に証拠隠滅が図られ、当時の捕虜も全員殺害されたと言う事でした。
また戦勝国アメリカに至っては731部隊の研究成果を欲し、そのデータとの引き換えで東京裁判に於いて731部隊関係者は裁かないと言う取引が行われたとされています。

8月。
6日の広島の原爆。
9日の長崎の原爆。
そして15日、終戦。

ややもすると被害者意識で凝り固まってしまいがちな我々ですが、今一度ここで考えなくてはならない事。
最たる加害者は紛れもなく我が国日本であったと言う事。
別に自らを蔑めと言う事ではありません。
それ以上でもそれ以下でもない現実はここにあります。

戦争の正義はどこにあるのでしょう?
殺し合いの正義なんぞを考えるのはおぞましい事です。
やられればやり返す事が即ち正義になります。
それは相手も同じ事です。

そんな堂々巡りに答えがあろうはずがありません。
だから。
だから戦争はしてはならない。
喧嘩とは訳が違いすぎる・・・。
[PR]
by kazz1125 | 2006-08-12 01:10 | 時事


<< 束の間の・・・ 渋滞のイライラ >>