二面楚歌

<露漁船銃撃>「要注意船」と監視 組合長所有を認識か

 ロシア警備艇に銃撃された吉進丸が、ロシア連邦保安庁サハリン沿岸国境警備局に「要注意船」としてマークされていたことが分かった。銃撃が偶発的でない可能性も出てきた。警備局は、吉進丸が根室湾中部漁協の組合長の所有船であることを認識したうえで「越境操業の常習犯としてマークしていた」という。
           (毎日新聞) - 8月17日3時30分

拿捕は「スチョレー型」警備艇=早朝に自動小銃発砲-乗組員死亡の吉進丸事件

 北海道根室沖で根室湾中部漁協(根室市)所属の「第31吉進丸」が、ロシア警備艇の銃撃を受けて拿捕(だほ)され、乗組員1人が死亡した事件で、吉進丸を拿捕したのは「スチョレー型」と呼ばれる小型警備艇だったことが16日、関係者の話で分かった。ロシア側は警備艇からゴムボートを出し自動小銃で銃撃したという。
 北海道によると、吉進丸は花咲ガニ漁の操業許可を得ており、第1管区海上保安本部は吉進丸の操業海域などの確認を急ぐ。
 関係者によると、ロシア国境警備庁が吉進丸を銃撃、拿捕したのは午前4~6時ごろ。北方4島付近の海域に配備している200トン級のスチョレー型の警備艇が吉進丸を追尾していた。
 
                           (時事通信) - 8月17日8時1分更新

どうも、やりきれない事件がまた起きてしまいました。
拿捕だけならまだしも犠牲者が出てしまったと言うのは甚だ残念な事です。

今のところ事件の全容は見えてません。

この根室沖は非常に良質の漁場だそうです。
その近海には北方四島がある・・・。
かの大戦後、強奪されて以来、曖昧にされたままのロシア間との最大の懸案。
その未解決なままの問題が、今回の悲劇を招いてしまいました。

日本側はもちろん越境操業は無いと言い張る事でしょう。
しかし、花咲ガニの水揚げが近年激減してきたと言う事情から、無理な操業をしていたと言う証言も出ているようです・・・。そういった背景でロシアの巡視船にマークされていたとのニュース。
正義はどちらにあるのでしょう。

いずれにしても、竹島や尖閣諸島の問題、先だっての靖国の問題。そして今回の事件。
全て同じく戦後処理の曖昧さが引きずっている結果、生じてくる歪みです。
もういい加減きちんとしましょうよ。
先送り先送りしてきた結果がこれなんですから。
戦後61年。
何にも変わっていないどころか、むしろ最近対外関係って悪くなってるんじゃないの?
特に日本の西側と北側から敵愾心に満ちた空気が伝わってくるんですけど・・・。

二面楚歌。
って言っても東と南は太平洋しかねーんだよね・・・。
つまりは四面楚歌か。
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by kazz1125 | 2006-08-17 08:52 | 時事


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