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恐ろしいあだ名の話

ニックネーム、あだ名、呼び名。
日常生活の中で極当たり前に使われていますし、これがないと人とのコミュニケーションが円滑に行かなくなるような気がします。

サッカー選手の例に挙げると、中田選手は名前を略して「ヒデ」、小野選手は名前のまま「シンジ」。中山選手などは名前とは無関係な「ゴン」と言うのが通り名として市民権を得ています。
呼び名と言うのは得てしてリズミカルな語感を生かすように使う事が多いようです。
また、引退したプロ野球選手の佐々木選手の「大魔神」と言う例もあります。
これなどはそのイメージからついたニックネーム(あだ名)といっても良いのでしょうか。

こういった親しみを込めた呼び名や良いイメージからついたあだ名は誰も傷つく事も無く、それ自体はいいことだと思います。
ところが子どもたちの中でつけるあだ名は時に残酷極まりないものがあります。
先般の畠山鈴香に付けられていた「心霊写真」などというあだ名もその例でしょう。

子どもはその人の特徴をものすごく敏感に捉えて、遠慮容赦無く、簡単に名づけてしまいますから困ったものです。また妙に的確だったりして噴出しちゃうようなのもあります。

僕が小学校3年生の頃だったと思います。
夏休みが終わり、始業式の日に一人の女の子が転入生としてやってきました。
まぁまぁかわいらしい女の子で、僕を含めた悪ガキ共は興味津々。
悪ガキは興味を引くために、そういう子にはちょっかいかけるのが世の習い。
ある事ない事言ったりしてはその子を構っておりました。
そんなある日。
例によって悪ガキがその子を構ってる時に発した一言でその女の子の運命は転じてしまった・・・。
「あっ。○○鼻毛が出てる!」
実際には鼻毛なんて出てはいなかったと今でも思っているのですが、その日からその子のあだ名は・・・「ハナゲ」。
それが別にいじめとかには繋がらなかったから良かったとは思いますが、本人は不本意だったでしょうね。かわいそうに、女の子で「ハナゲ」は嫌だったろうなぁ。
それが原因かどうかは知りませんが、中学校は同じ中学ではなかったな、そう言えば・・・。

もう一つ。
中学で新しく始まる科目・・・英語。
スタートは一緒だからみんな結構最初は一所懸命勉強するもんです。
大抵中一時代(by旺文社)とか中一コース(by学研)とかの付録の「中間テストに必ず出る単語」とか言うような小冊子に蛍光ペン(当時はラインマーカーなんて言わなかったんだよ!それも最初は黄色しかなかった)で線引いてね、勉強したもんです。

新しい単語「island」が登場した時の事。
授業中、英語の先生があまり勉強の得意でない一人の男子に読んでみなさいと指名しました。
その男子はおもむろに立ち上がり、大きな声で「イズランド」と読んでしまったからさぁ大変。
先生が指名した時点でクラスのほとんどは彼がそう読むことを期待半分、予想半分していたから教室中爆笑の渦となりました。まぁ、普通に読めば確かにそうなんだけどね。
彼はその日から誰からとも無く「イズラン」と呼ばれるようになり、中学生活を終えるまでその通り名が変わる事は無かったのでした。

彼らはどうしてるんだろう・・・。
世にも恐ろしいあだ名の話でございます。
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by kazz1125 | 2006-08-19 07:47 | 世間話


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