桑田ロードの行方

ジャイアンツ球場にはかつて「桑田ロード」と呼ばれた、柴が剥げてしまった走りこみの後がありました。
1995年の右肘側副靱帯断裂と言う大怪我からの復活、ボールが投げられない時期に桑田選手が毎日走りこみを続けた足跡がそれです。

ジャイアンツ・桑田真澄
エースナンバー18を背負って21年。
決してプロ野球選手としては恵まれた身体ではないにもかかわらず、21年の長きに渡って第一線に居続けるということの凄さ。
才能だけではどうにもならない努力の後を、そこかしこに垣間見る事ができます。

怪我からの復活、1997に10勝、1998には16勝と不死鳥の如く蘇ります。
しかしながら球威の衰えは隠せず、次第に落ちてゆく成績。
2002年に12勝6敗と言う成績を上げた後は、2003年・5勝、2004年・3勝と続き、昨年は0勝7敗、そして今年は1勝1敗でついに2軍落ち。
以後ついに1軍に上がる事は無く・・・昨日のイースタン最終登板になりました。

球団ホームページに今季限りの退団と言う自らの決断を示すコメントを残した桑田選手。
監督コーチ、球団関係者の誰一人にも相談される事なく、唐突に明らかにされた退団劇は多くの波紋を呼んでいます。

ペナントレースの行方はほぼ決まったとは言え、まだシーズン途中と言うタイミングの問題。
個人的に球団HPに独断専行で書き込みをした事。
その辺りが問題になるんでしょう。
そしてそれは選手としての続行を希望する彼の焦りの表れでもあるのかな。
少しでも高く売りたいと言う打算がそこには無かったか?
それが昨日の7回の頑張りにも繋がったのでしょうが、果たしてそんな彼を評価する球団があるのかどうか。

ジャイアンツへの21年間の貢献度は計り知れないものがあります。
後輩・若手の中には彼を尊敬してやまない選手もたくさんいると聞きます。
しかしこれからの選手としての評価は・・・正直難しいんじゃないかな。
昨年今年の2年間で1勝8敗。
昨日も7回投げたとは言え5失点ですからね。

200勝まであと27勝。
それにこだわる彼の気持ちは痛いほど分かります。

桑田ロードはどこまで続くのでしょう・・・。
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by kazz1125 | 2006-09-25 09:02 | Sports


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