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プルースト効果

満天の星。
炎の向こうに友の顔が赤く揺らめいていた・・・。
若い日、キャンプに行った時の風景。

今では裸火のできるキャンプ場は余り無いようですが、20年ほど前のキャンプ場はまだまだ野趣溢れる自由な空気が残っていました。
焚き木のパチパチと爆ぜる音、匂い。
今でも場所に関係なく不意に焚き火の匂いを嗅ぐと、とっても身軽で楽しかったあの日を思い出します。





思いの外に多い、匂いと記憶のコラボレーション。
このように匂いによって記憶が呼び起こされる事を『プルースト効果』と言うそうです。
フランスの作家マルセル・プルースト「失われた時を求めて」の作中に、失われた過去の記憶を主人公がマドレーヌの匂いを嗅いで思い出すと言う一節があり、そこから名づけられたそうです。
残念ながらフランス文学にはまーるで縁がありませんので未読ですが、よく考えるとフランス料理にもほとんど縁が無い事に気が付きました・・・(ってそんなことをここでカミングアウトしてどーする!)。

学校のグラウンドの埃っぽい風の匂い・・・小学校の休み時間のドッジボール。
草刈の匂い・・・近所のカトリック教会のグラウンド(芝生のグラウンド!)での草野球。
林の匂い・・・八国山(となりのトトロに出てくる七国山のモデル)でのカブトムシ捕り。
潮風・・・どういう訳かワイプアウト(サーフィンしていて、ボードから落っこちちゃう事)した時の海水のしょっぱさ。
工業地帯の臭い・・・2歳の時、祖父母の所に預けられていた四日市の貧しい社宅。
GIVENCHY・ULTRAMARINE・・・あの夜。ふっ・・・(ちびまるこの花輪君か俺は)。

最後のはどなたが読んでも嘘くさいとは思いますが、その辺りは流していただくとして、僕のプルースト効果はこんな所ですかねぇ。

匂いと記憶。
人間の根っ子にある何かと深く関わっているんでしょう・・・。
皆さんのプルースト効果はいかがですか?
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by kazz1125 | 2006-12-12 17:41 | 世間話


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