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清貧

治療費不払い85億円、290公立病院で3年間に
 
 都道府県や県庁所在市など自治体が経営する全国290の病院で、患者が支払わない治療費(未収金)が2002年度からの3年間で85億円を超え、1病院平均で約2940万円になることが読売新聞の調べでわかった。

 低所得者の増加や、医療制度改革に伴う自己負担の拡大などが背景にあるとみられる。290の公立病院の大半を含み、国内の6割以上の公立、民間の医療機関でつくる「四病院団体協議会」(四病協)は、加盟5570病院の未収金総額は、02年度以降の3年間で853億円を超えると推計。来春にもまず、国民健康保険の保険者である市町村に対し、未収金の肩代わりを請求することを検討している。             12月26日 読売新聞


何で3年間の合計金額の発表なのかがよくわかりませんが、とにかく年間約28億円ということになりますか。これもあくまでも公立病院の不払い金額の話ですから、日本全国の医療機関の総計を出したらものすごい金額になるんでしょうね。




日本の平均寿命の長さ(薬漬け医療だとか、認知症の問題はここでは触れません)はもちろん医療の充実に支えられているのは言うまでもありません。
ところがその医療の根幹を揺るがしかねない事態・・・。
一口に「支払わない」と言っても二つに分かれるでしょう。
一つは「支払えない」場合です。
こんなご時勢ですから色んな事情のご家庭があります。本当にどうにもならない場合ですよね。これは行政などがきちんと支援する必要があります。
これはもう仕方が無い・・・。

対して「支払わない」。
支払い能力は充分あるにも関わらず、支払わない輩。
ありとあらゆる言い訳を陳列して、支払わずに済ませようとする手合い。
こういうのはものすごく腹が立ちますね。
簡単に言うと『食い逃げ』と一緒ですものねぇ。言い訳もへったくれもありゃしない。
それで挙句の果ては未収金の肩代りを市町村に・・・って言う事は結局税金での支払いでしょ?

なぁんで僕らが他人の『食い逃げ』の肩代わりしなくちゃならんのよ!

先だって給食費の不払いが多いと言うニュースもありました。
その言い訳は「給食を頼んだ覚えは無い」だの「義務教育はタダが当たり前なんだから、学校で払え」だの。
頼んだ覚えが無かったら食わなきゃいいし、教育はタダかもしれんが食費は別に決まってる・・・って一々反論しても仕方ないかな、そんな人たちに。
その子どもたちが辛い思いをしなきゃいいなって、僕はまず先にそっちを考えちゃいますね。
そしてその屁理屈を聞いていると、腹が立つのを通り越して情けなくなってきます。

根底は一緒ですね。
身勝手。
我が身さえ良ければそれでいいという発想。
それプラス「セコさ」。
この両者が合体して化学変化をして強力な悪玉菌になっちゃった・・・みたいな感じ。

とどのつまり心が貧しい人がどんどん増えている事の表れなんでしょうね。
これも僕らが受けてきた教育の不完全さゆえでしょうか。
何だか色んな歪があっちこっちに噴出しちゃってきてますよね・・・ここ最近。

今更教育のせいにしたって始まりませんから、少なくとも我が子たちだけでも当たり前の事だけは当たり前に出来るよう、きちんと躾けよっと・・・。
人様に迷惑を掛けない。
これがやっぱ人として基本だべ。

今回の記事を書いていて「清貧」と言う言葉を思い出しました。
辞書には「私欲をすてて行いが正しいために、貧しく生活が質素であること」とあります。

別に清く金持ちであっても全然構いません。
どっちかっていうとそっちの方がいいんです。
って、いや僕が言いたいのはそういう事じゃなくてですね、自分を「清色」に染めてゆく心掛けを常に持ち続けたいものだなぁ・・・と。
医療費の不払いからこんな所まで辿り着いた次第でございます。

追:せいしょくと入力して変換して一発目に出てきたのが「生殖」だった・・・。
俺が言ってるのはそんな心掛けじゃないぞ!
このオチを書きたいがためにここまで引っ張った訳じゃぁございませんので悪しからず。
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by kazz1125 | 2006-12-26 08:32 | 雑感


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