遊びが教えてくれた

僕の工場事務所は、茶畑に囲まれたのどかな所にあります。
それでもそこかしこに住宅もあり、朝夕は小学生や中学生もたくさん通学する、そんなところです。

最近、傍と気が付いた事があります。

子ども達が遊んでいない・・・。



昔は放課後の時間、何処からでも聞こえてきた独特の節回しの「○○ちゃん、あそぼ!」・・・。
まずはこの声が何処からも聞こえません。
確かに僕自身も中学生くらいになるとそんな声は掛けなかったように思いますが、小学生時代はこの掛け声なしでは、夜も日も明けなかったといっても過言ではありません(大げさだろう・・・それは)。

回り近所に子どもがいないわけではないんです。
事実お隣の家には小学生を筆頭に3人の男の子がいるんですが、「はぁい」とか「あとで・・・」とか言う声は全然聞こえない。
子ども達が友だちと遊ばないと言う事はないでしょうから、例えば事前に約束をしているとか、電話でアポを取ってあるとか、何らかの下準備を整えているんでしょうかね。
アポなしだと仲間に入れてもらえないと言うのを何かで読んだような記憶もあります。

また、最近の子ども達の遊び方も僕らの頃とはずいぶん違うようです。
ゲーム機を持ち寄って集まり、陽だまりで並んで座って黙々とゲームをしているなどと言う姿も時折見かけます。
正直・・・「何だかなぁ」って思います。
あれじゃ別に友だちと遊んでるっていっても、ただつるんでるだけだものねぇ。

神社の境内で缶けり、鬼ごっこ、六むし、メンコ、コマ、ビーダマ、石蹴り・・・。
原っぱでの文字通りの草野球。三角ベース・・・。
今ではそんなことをしている子は1人として見ません。

そこには年上の子がいて年下の子がいて・・・、暗黙の内に毅然としたルールが出来ていた。
飛びぬけて小さい子は「おみそ」(他地方では何ていうのでしょう?)と言って、その子だけに摘要する優しい特別ルールで仲間に入れてあげた。

自然と人間関係を学ぶ社会がそこにはありました。
「はい、勉強してください」と言われて学ぶものと違う、肌身を持って感じられるもの。
そんなものが、「遊び」の中にはたくさん詰まっていたように思います。
人として大切な事、守らなくてはいけない事をたくさん教えてくれたように思います。

教育再生」。
昨日の安倍総理の施政方針演説によりますと、安倍内閣の最優先課題だそうです。
教育とは明日の日本に繋がるもの。
子ども達を育てるもの。
大切にしなくてはいけないもの。

それには識者の穿った意見も大切でしょう。
ただしそれが机上の空論であっては何の意味も無い。
現実に即した子ども達のためになる、未来の日本に繋がるための教育体制を、いち早く構築して頂きたいものです。
[PR]
by kazz1125 | 2007-01-27 09:26 | 雑感


<< シャンプー メリーゴーランド >>