主人公

主人公 詞・曲 さだまさし

時には思い出ゆきの 旅行案内書(ガイドブック)にまかせ
“あの頃”という名の駅で下りて
“昔通り”を歩く
いつもの喫茶には まだ時の名惜りが少し
地下鉄(メトロ)の駅の前には“62番”のバス
鈴懸(プラタナス)並木の古い広場と学生だらけの街
そういえば あなたの服の模様さえ覚えてる
あなたの眩しい笑顔と
友達の笑い声に
抱かれて 私はいつでも
必ずきらめいていた

“或いは”“もしも”だなんてあなたは嫌ったけど
時を遡る切符があれば欲しくなる時がある
あそこの別れ道で選びなおせるならって…
勿論 今の私を悲しむつもりはない
確かに自分で 選んだ以上精一杯生きる
そうでなきゃ あなたにとても
とても はずかしいから
あなたは教えてくれた
小さな物語でも
自分の人生の中では
誰もがみな主人公
時折思い出の中で
あなたは支えてください
私の人生の中では
私が主人公だと

  
1978年・・・昭和53年の曲ですからもう30年近い歳月が過ぎた事になります。
それでも、この詞は色褪せるどころか光り続けている気がします。

人生のその時々においてある、様々な出会いと別れ。
時に甘酸っぱさを、時に苦さを伴う事もあります。
だけどその経験があるから今がある。
生まれて以来、脈々と続く自分の時間軸の中ではいつも自分が主人公。
当たり前の事なんですが、何となく忘れてしまったりもする、とても大切なことです。


遥か彼方の友に・・・・・・この歌を。
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by kazz1125 | 2007-03-22 18:27 | 音楽


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