祝辞

自衛官が「人殺しの練習」=上田埼玉知事、式辞で発言

 埼玉県の上田清司知事は2日、さいたま市内で開かれた県新規採用職員就任式の式辞で、「自衛官の人は大変ですよ。分かりやすく言えば、いつも平和を守るために人殺しの練習をしている」と発言した。さらに「だから、われわれは『偉い』と言って、(自衛官を)ほめ称えなくてはいけない。頑張れ、頑張れと」と述べた。
 同知事は警察官にも言及し、「県民の生命や財産を守るという崇高な使命の下に、どうかすると人を疑ったり人を痛めつける練習をしなくてはいけない」とし、「(県職員は)そういう類と違って多くの方に喜びを与え、感謝され、自分もその喜びを感じることができる素晴らしい仕事」と続けた。 4月2日 時事通信







祝辞

埼玉県職員として新たに採用された皆さん、おめでとうございます。
桜の花も満開になりつつある今、皆さんの心にある希望の花もまた見事に花開いている事でしょう。

ところで先程上田県知事から賜りましたご祝辞に、どうも幾つか不適切な言葉があったようですので、そのあたりも踏まえつつご挨拶させて頂きたいと思います。

先の上田発言。
県政トップの発言にしては余りにもお粗末な発言とは思いますが、まぁ、我が国には県政のみならずつい先ごろの国政に携わっている方々のお粗末な発言も掃いて捨てるほどあるようで、それは今更驚くべき事でもありません(笑・・・って笑ってる場合じゃねーぞ)。

この上田県知事の発言で問題点と言うか気に入らない部分は二つあります。
一つはもちろん「自衛官は人殺しの練習をしている」「警察官は人を疑ったり痛めつける練習をしている」と、これらの職業を非常に歪曲かつ否定的に捉えていると感じる点。
もう一つは県職員は自衛官や警察官と違い素晴らしい仕事だという、甚だ高慢な比較で県職員を高い位置に持ち上げている点。

みなさん(県の新人職員)への祝辞としてリップサービスのつもりで仰ったのかどうか、どうもセンスの欠けらも感じられないのが大変残念です。
ここで自衛官、警察官の方々に成り代わり弁明しておきますが、まず自衛官は国を守るための訓練はすれど、人殺しの練習なんてしちゃおりません。
よしんば万一そういう非常事態になったとしたら、結果的には人を殺める事になるかもしれないが、それは明らかに殺人とは一線を画するもの。

また警察官にしたって然り。
犯罪を取り締まるに当たって必要な備えをしているだけの話であり、疑ったり痛めつける練習をしているだなんて思っている警察官も1人もいないでしょう。
これらは命を賭して携わる職業に対して、余りにも失礼な言葉。
言葉尻を捉えるようで恐縮ではございますが、一言申さずにはおられません。

またそれ以上に腹立たしく感じるのが、最後の一節です。
「そういう類と違って・・・」
そういう類と言う言葉自体が、比較する上で非常に侮蔑的であります。
これはほんっとムカツク言葉です。
実際にこんなに思い上がった県職員がいるなら、「納税しねーぞっ」て言うぐらい腹立たしい言葉です。
こんな意識を持って果たして県職員・・・公務員と言う仕事を勤めるべきなのでしょうか?

かつて(かつてか?)公務員の事を表現して「公僕」などと言う言葉がありましたが、今更我々の僕(しもべ)になって欲しいとも思いません。
ただ県民のための仕事をしているんだと言うサービス業の意識は常に持って頂きたい。
それが県民の生活向上に繋がり、回りまわって県職員の皆さんに再び還って来る事でもあります。
このスタートの時である今。
県職員のあるべき姿と言うものを、もう一度ご自身で思い描き、心に焼き付けて頂きたいと思います。

先程の思い上がった県知事のマスターベーションのような祝辞を受けて、皆様がこれからの埼玉県を担う県職員としてのあるべき姿を見誤る事のないようにと願いつつ、簡単ではございますがこれを持ってお祝いの言葉と変えさせて頂きたいと存じます。




別に僕から祝辞を貰っても埼玉県職員として新たに採用された方々は嬉しくもなんとも無いでしょうが、正しく判断する力は持っていて下さいね。
それにしても今回の一件、上田知事の表現力の欠如というよりも、そう表現してしまう彼の見識、人間性の方を疑ってしまいます。
反面教師としての自分を演出したんだろうか・・・?
そんなわけねーよなぁ。
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by kazz1125 | 2007-04-03 10:07 | 時事


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