日中の温暖化

中国首相、国会演説 歴史問題「行動を」 日本側の反省評価

 来日中の中国の温家宝首相は12日、中国首相として初めて衆院で国会演説を行い、今回の来日について「友情と協力のために貴国にきた」と強調し、両国の戦略的互恵関係の重要性をアピールした。演説では歴史問題に多くの時間を割き、日本側の深い反省とおわびを評価しながらも、その態度と約束を実際の行動で示すよう要求した。

 温首相は日中交流の長くて深い関係を指摘した上で、「日中関係を新たな歴史的段階に推し進め、平和共存や世代友好などを実現する」と表明し、戦略的互恵関係の構築に向けて(1)相互信頼の増進(2)大局的な視点(3)交流強化-などを訴えた。

 歴史問題については「日本政府は侵略を公に認め、深い反省とおわびを表明した。中国政府と人民は積極的に評価する」と指摘し、「態度の表明と約束を行動で示すことを心から希望する」と述べた。

 演説を受け、安倍首相は12日夕、「日中両国は長い歴史がある。さらに未来志向で戦略的互恵関係を築かなければいけない。温首相の訪日はその大きな第一歩だった」と記者団に語った。 4月13日  産経新聞


日中間の「氷を解かす」ために来日した?中国・温家宝首相。f0056698_2041716.jpg
落ち着いた絶やさない笑みの陰には、決して笑っている様には見えない瞳が光っています。
その瞳が物語るものは何か?
別に敵視するつもりもありませんし、6年ぶりの中国首相の来日は、小泉政権の時に冷え切ってしまった日中関係を改善させるための大きな一歩だと思います。
ただしそこには一筋縄では行かない領土問題やガス田問題、繰り返される靖国問題など懸案事項が山積しているのもまた事実。
別に全てが日本側の問題では決してないはずですが、問題の先送りでは解決しないんだよと言う、無言の力を彼の瞳に感じるのは僻目でしょうか。

経済発展著しい中国と経済・産業の分野で協力してゆく事は、日本にとってもメリットの大きい事です。
そして今後不可欠になるエネルギー分野での協力。
かつてはエネルギー輸出国だった中国も今では輸入側に転じ、世界第2のエネルギー消費国となっています。
つまりさらなる経済発展には、エネルギーの確保が至上の命題となっています。
それはまた今回、日中エネルギーセミナーなるものも同時開催されるということで、今回の来日に中国側がエネルギー分野の重鎮達を数多く伴っている事でも明白です。

そういった協力を取り付けるためには、障害となる問題を少しずつ撤去してゆかなくてはならない・・・。
「友情と協力のために貴国にきた」と言う言葉ももちろんウソだとは思いませんが、どちらかと言えばそれは建前。
本音はエネルギー確保のための外交でしょう。

特に技術分野での協力は一番中国側が必要としているところかと思われますが、そこはギブアンドテイク。
日本や東アジア社会、如いては地球規模でのメリットのある形での協力態勢を構築してゆく事ができるかどうか・・・。

地球温暖化をストップと言う観点でも、日中の温暖化が好影響であるのは言うまでもありません。
今後の日中関係の進展に注目したいと思います。

それにしても安倍さんは相変わらず影が薄いなぁ。って言うか滑舌悪すぎ・・・。
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by kazz1125 | 2007-04-13 20:34 | 時事


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