略語

何もそんなに慌てる事も無かろうと思うのですが、こちらの意に関わらず世の言葉はどんどんと省略され短くなってゆく傾向にあるようです。

最近でその際たるものは「コンビニ」・・・もちろんコンビニエンスストアの略ですね。
マクドナルドは関東圏では「マック」、関西圏では「マクド」と言い分けられているのも有名です。
他にも新聞などで目にする「経団連」(社団法人経済団体連合会)ですとか、今話題の「高野連」(日本高等学校野球連盟)ですとか、「特保」(特定保健用食品)ですとか、名称が略される例。

会話の中で次第次第に略されていったもの・・・「おっす」(お早うございます)「ちわっす」(こんにちわ)などなど。
最近では「あざぁーす」(ありがとうございます)などという、こいつは本当に感謝してるのか?と思ってしまうような言葉まであります。
他にも良い言葉ではありませんが、「うざい」(うざったい)、「きもい」(気持ち悪い)などなど、浮き沈みの激しい一種の流行り言葉めいたものもあります。

そして、それら略語の中でも最も厄介なのは外来語もしくは外国語の頭文字を取って略されたものでしょう。
新聞に記載されたり、ニュースで頻繁に使われるこれらの言葉に90%追従してゆくのはおそらく不可能だと思われます。
身近な例で言えば・・・「NASDAQ」(National Association of Securities Dealer's Automated quotation System、店頭銘柄気配自動通報システム)ですとか、「JARO」 (Japan Advertising Review Organization, Inc.社団法人日本広告審査機構)ですとか、は取り合えずまだ分かる・・・知っている部類だと思われます。
北朝鮮関連のニュースで時々見聞きする「KEDO」(Korean Peninsula Energy Development Organization ,朝鮮半島エネルギー開発機構)あたりになると???の連発です。


言葉の変遷。
それは人が言語を使い始めてから、以来ず~っと繰り返されてきた事なのでしょうから仕方がありません。
それに伴い言葉の文化が発達したという側面ももちろんあるはずです。
しかしながら変遷の中でも殊略語に限って考えると、余りにそれを多用すると言葉少しずつ崩壊してゆくような感じを覚えるのは果たして僕だけでしょうか?
言葉の流行り廃りという流れの中に棹差す事は、「ら抜き」言葉の急速な蔓延の例を見ても不可能なのは重々承知しているつもりなのですが、一言拘って置きたい気がして・・・。
便利な略語はもちろん使わせていただきますが、精々濫用する事だけは無いように心掛けたいと思います・・。

そういえば最も身近な「DVD」も(Digital Video Disc)ではなく、正しくは(Digital Versatile Disk)の略なんですってね・・・最近まで知りませんでした。

あ、そうだ。
僕のオヤジがDVD出始めの頃に、何処で聞き間違ったんだか「AVD」って言ったのはここだけの秘密ですよ。

これも略語が人を惑わせる良い実例でしょう。・・・良いか悪いかはよくわかりませんが(苦笑)。
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by kazz1125 | 2007-05-10 08:35 | 言の葉


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