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初々しさ

15歳石川が世界最年少V/男子ゴルフ

<男子ゴルフ:マンシングウェアオープンKSB杯>◇最終日◇20日◇岡山・東児が丘マリンヒルズGC(7072ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝2000万円)
 男子ゴルフ界に待望のニューヒーローが誕生した。ツアー初出場の15歳8カ月のアマチュア石川遼(東京・杉並学院高1年)が世界最年少でツアー優勝を果たした。初日が悪天候で中止になったため、この日は36ホールの決勝ラウンド(R)を実施。首位と7打差23位だった石川は、第3Rを69で回って9位に浮上すると、最終Rで66の猛チャージ。通算12アンダーで栄冠を勝ち取った。300ヤードの飛距離とさわやかな笑顔を持つ無名の少年が、ゴルフ界を揺るがす快挙を成し遂げた。
 無邪気に驚き、笑った。石川が第1組でホールアウトしてから約80分後。7組後で最終組の宮里聖が18番で第2打を終えると、15歳の少年に追いつける選手はいなくなった。「緊張していて、なにも分からないです。マジで。マジ、これ…」。ツアー初出場の高校1年生が、世界最年少で優勝を遂げた瞬間だった。・・・・・ 後略
   5月21日  日刊スポーツ


ここのところゴルフの話題と言えば専ら女子ゴルフばっかり。
宮里藍さん、横峯さくらさん、上田桃子さんetc・・・。
残念ながら男子は国内、海外共に何だか今ひとつ盛り上がりに掛けていました。

ところが記録ずくめの今回の石川君の優勝。
話題性には事欠きません。
ましてや爽やかな笑顔と一所懸命涙を堪えて話す姿。
僕らオジサンが当の昔に何処かへ忘れてきてしまったあの初々しさは、瞬時に女性を虜にしちゃったんだろうなぁ。
あれは母性本能をイヤと言うほどくすぐる危険なタイプ(怒)。
斉藤佑ちゃんと同じ匂いがします。彼の汗もきっと柑橘系のさわやかな香りがするはず。
ボクらオジサンとは全てが違う、何とも厭味な奴です。う~む。初々しさ_f0056698_8502165.jpg

・・・・って怒ってどーする。
話が妙な方向にずれちゃったぞ。

そういう事を言いたいんじゃなくて、低迷を続ける男子ゴルフ界にとってスター性を持った若者が現れたと言う事は、色んな意味で大変良い事だと・・・そういう話をしたいんでした。

プロのスポーツの世界はやはり人気商売。
もしも・・・人気がないと言う事になれば→スポンサーが付かない→さらに縮小→人気がさらになくなる・・・と言う負の循環が成立します。
ですからこういう話題性を持った若い人がどんどん現れ、互いに凌ぎを削ることで、その業界も活性化がはかられる。
現役の男子のツアープロのみなさんもゴルフばっかりしてないで、そういうところを今一度考え直さないとジリ貧になっちゃいますよ。
なぁんか華がないんだよねぇ。
第一「いやぁ、すごいねぇ。勉強させてもらいました」なんて感心している場合じゃないってーの。
アマチュアより人気も実力もないプロって・・・何?ってその内思われちゃいますよ。

今回の石川君の優勝がプロ選手たちの奮起を促すものに繋がればいいんですけどねぇ。

当面、石川君自身はプロ転向するつもりはないそうです。
高校生として学びたい事もたくさんあるとか・・・。
それがいいと思います。
ついこの間まで中学生だった少年の未来はまだまだ溢れんばかりの光に満ちているんですものね。

ただね・・・。
お金の匂いがするとなるとすぐに飛びつく邪念を持った大人たちがたくさんいるのも事実。
そういう輩に振り回されないで、真の実力を身につけて日本のタイガーウッズを目指してもらいたい。
さらにはタイガーウッズを越えるようなゴルファーになってもらいたい。

将来は世界中から愛されるプロになりたい
う~ん、悔しいけど君ならなれるかもしれない。
いやきっとなれるさ。
頑張れ!
by kazz1125 | 2007-05-22 08:49 | Sports


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