大嘘・小泉

小泉政権の目玉だった郵政民営化。
本日よりいよいよ一民間企業としてのスタートです。
政府全額出資の日本郵政郵便事業会社郵便局会社ゆうちょ銀行かんぽ生命保険の4社を傘下に置く形での運営となります。
同業他社が凌ぎを削っている今、親方日の丸の後ろ盾が無くなったこれらの会社がどこまで生え抜きの民間と競争して行けるのか、甚だ見ものです。


郵政民営化の立役者、小泉元総理は郵政民営化が参議院で否決された直後の異例の衆議院解散に当たっての記者会見でこう述べています。
「郵便局の仕事は本当に公務員でなければできないのか、役人でなければできないのか、私はそうは思いませんでした。郵便局の仕事は、民間の経営者に任せても十分できると。むしろ民間人によってこの郵便局のサービスを展開していただければ、今よりももっと多様なサービスが展開できる。国民の利便を向上させる。国民の必要とする商品なりサービスを展開してくれると思っております。いまだにその主張、考え方に変わりはありません。 」


小泉さんの一見正論に見える主張。f0056698_1936121.gif
しかしながらその影にある失われるものの姿までは彼らは国民に伝えませんでした。
小泉氏のついた大嘘です。

勢いに踊らされてしまった感のある郵政民営化。
現実に幾つもの問題を孕んでいます。
既に始まってしまっている郵便局の統廃合。
また分業化による顧客サービスの低下も顕著な例でしょう。
今までは地方の老人ばかりの集落などでは郵便集配人さんが貯金の出し入れなども代行してくれていたのですが、集配と貯金が別会社ということになればそれもできなくなります。

あの勢いに扇動されたのは我々国民でした。
そしてあの勢いに推された大量の政治素人が衆議院議員となった。・・・小泉チルドレンです。
その小泉シンパが結集し、郵政は見事民間事業になった。
結果、郵政民営化スタートの現時点で既に国民の利便性が失われつつある・・・。

真の郵政民営化はこれからが始まりです。
事業として立ち行くのか否か。民間としてはまずそこが問われる事となり、つまりは不採算部門の切捨ては当然最初に着手すべきものとなります。

その結果は何を生むのか?
日本郵政に対してユーザーはどういう判断を下すのでしょう。


どんな審判が下されるにせよ、悪循環のスパイラルとならぬよう、老婆心ながら願っております。
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by kazz1125 | 2007-10-01 19:28 | 時事


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