仏作って魂入れず

宗教色が生活からどんどんと希薄になっているのが今の日本。
七五三は神社で。
結婚式は教会式(キリスト教式)。
お葬式はお寺で・・・。神仏混淆などという騒ぎではありません。忙しいこと夥しい。

日本文化が常に外来文化の模倣発展という形で発展してきた事を鑑みますと、宗教もまた然り。受け入れる事に寛容な日本の風土がそうさせたのでしょうか?
いずれにしても日本の歴史はその中でも取分け仏教との関りをなくしては語れないのは論を待ちません。

ところがこんな記事を目にしました。

なかったの?佛教大に仏教学部復活

 佛教大学(京都市北区)は23日、昭和40年に廃止した仏教学部を平成22年4月をめどに復活させることを明らかにした。学部や学科の名称から「仏教」の文字を外す傾向があるなかで、「仏教研究の核になる大学」を目指すという。
 同大学は仏教学部仏教学科の単科大学として発足した歴史があるが、昭和40年、広く仏教に関心を持ってもらおうと、仏教学部を廃止するとともに文学部に仏教を学ぶコースを設置した。
 廃止から40年余りがたち、専門性や仏教の基礎的研究が希薄になってしまう弊害も出てきており、改めて仏教の名称を冠した学部を復活させ、専門的研究を進めることにした。
 全国で仏教学部を設置している大学は駒沢大(東京都)など4大学あるが、このうち種智院大学(京都市)は来年4月から名称を人文学部に変更するという。
 佛教大は「日本の文化は仏教で支えられてきた。(すさんだ)世情をみても今こそ仏教が必要。今後、日本のみならず、世界に仏教を発信していきたい」としている。10月23日配信 産経新聞


おやおやそうだったんですか。
他はともかく佛教大学と名乗っている以上誰もがその専科があるのが当然だと思っちゃいますよね。
この記事読んでたら「仏作って魂入れず」という言葉のまんまじゃねーかみたいな感じがしちゃいました。

仏教に対する関心が薄れてきているのかも知れませんが、だからこそ仏教学部なんてとっても貴重です。
大げさに言えば日本人の精神の根源にも関わる問題。
ここは一つ改めて大学名に負けない仏教の専門研究に邁進してもらいたいものですね。

拘りのある学部って・・・それだけで何か硬派な感じで好感が持てます。
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by kazz1125 | 2007-10-24 12:25 | 世間話


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