一世を風靡したうさぎ。
伝説的ですらある「
月でもちをつくうさぎ」、また「
セーラームーンの月野うさぎ」に次いで、今の日本国内で彼の名前を凌げるうさぎはいない。
世間一般にいる普通のうさぎとは違い、色合いは濃いピンク色。
一時は都市部の駅前に行くとおおよそ見かけられたのだが、最近では絶滅危惧種に指定されている。
常識的に考えれば、その色を見た時点で怪しいと思わなくてはいけなかったのだが、彼の会社の非常に効果的なCMなどでそのあたりの不自然さはカムフラージュされていたものと思われる。
しかしながらその濃いピンク色に対しては、それは彼が金儲け主義に走っている会社の片棒担ぎをしていたことに対する羞恥心の表れだった事が、最近の研究で少しずつ明らかになってきている。