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あ~んああ、やんなっちゃった 

突然の小沢氏の党代表辞意表明。
政界は大いに動いて・・・と言うより与野党入り乱れて色んな憶測も含めて動揺が走っています。

政界再編、動き加速 年内の解散、総選挙遠のく

 民主党の小沢一郎代表の突然の辞任表明により、政界は深い霧の中に突入した。福田康夫首相と小沢氏の党首会談でようやく動き出した国会は、民主党の混乱により、再び空転するのは確実で、会期末の10日までに新テロ対策特別措置法案の衆院通過は厳しい情勢となった。強力なリーダーを失った民主党は今後漂流しかねず、政界再編に向けた動きが加速する可能性も高い。ただ、年内解散を模索する動きだけは完全に止まったといえそうだ。

  中略

 小沢氏は4日の会見で辞意の固さを強調したが、慰留の声が強まれば、代表にとどまるという選択肢も捨てなかった。小沢氏が翻意すれば、3回目の党首会談が近く行われ、自民、公明、民主の3党による政策協議で重要政策や法案を決定することになる。来年の通常国会はスムーズに進むことになるが、社民、国民新などの野党は反発を強めるのは確実だ。

 また、政策協議の行方次第では、自民、公明両党の関係がきしむ可能性が高い。自衛隊の海外派遣のための恒久法制定など安全保障に関するテーマが俎上に載れば、旧社会党系議員を多く抱える民主党は分裂の危機にさらされる。

 小沢氏は政策協議を通じて、自民党を揺さぶり続ける可能性があり、自民党内が混乱すれば、他の野党を巻き込み、政界再編に突入する可能性もある。 11月5日  産経新聞


今回の小沢氏の決断、「小沢流」独特の「壊し」とは一線を画している気がします。

小沢さんからすると、一所懸命やってきた結果ようやく「大連立」と言う形ではあるが、政権への大一歩を記せた!と思ったわけですよね。
福田首相の提案もほぼ民主党の意向に沿った形での連立の提案だったということ。
「おぉ、それなら結構いんじゃね? オレって結構頑張ったかもしんない(尻上がりの今時の女子高生風語り口で)」と小沢氏は意気揚々と党本部へその話を持ち帰ったのではなかったか?
そうしたら小沢氏の思いとは裏腹に、党の幹部、菅さんや鳩山さんからは「やばくね?それってありえなくねぇ(尻上がりの今時の女子高生風の語り口で)」と総スカン。
小沢氏と党幹部たちの政権への考えとのギャップに今更ながら驚いちゃって、「オレすっげ~がんばったんだけど・・・ダメかい。何だよあ~あもうやんなっちゃった。やぁ~めた」・・・そんな感じ。


いずれにしてもこの方、好むと好まざるとに関わらずこういう星の下に生まれているのは間違いないようですね。
今回の決断に対しては、世間の目は大変批判的。
この前の安倍前首相と同列に論じられても正直仕方ないでしょうね。
でもこの男、こんなことで凹んだまんまじゃ絶対終わらないはず。
それくらいのふてぶてしさは十分蓄えてますから・・・。

しばらくは小沢氏の動向からは目が離せないようです。
by kazz1125 | 2007-11-05 10:21 | 時事


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