失われし

まだ太陽の光が
朝という範疇に閉じ込められている頃
街で行き交う人々は
時間と言う縛りに
好むと好まざるとに関らず
ひたすら苛まされている

一様に
眉間に少しの皺を寄せ
足早に急ぐその先は
学校でもオフィスでもなく
ただただ
定められた時と言う枷に
収まらんと欲しているだけなのだ

そこに自由は無い
そこに・・・・らしさは無い
繰り返される虚無の時と
繰り返されていると言う安心紛いの物に
どっかりと胡坐をかいて
安住しているように感じているだけだろう

いつしかこうして
人々は朝の明るい光とは裏腹に
その双眸から輝きを失って行くのだ
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by kazz1125 | 2007-11-07 23:01 |


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