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おめでたい人たち

期限改竄30商品 船場吉兆本店、社長長男辞任へ

 船場吉兆の牛肉偽装事件で、大阪市の本店で販売されている「風流吉兆明太子」や「高砂 穴子山椒煮」「そば」「栗の瓶詰」など、つくり置き商品の大半で賞味期限の改竄(かいざん)や原材料の不適正表示が行われ、一部は期限切れで販売されていたことがわかった。本店での期限改竄が明らかになったのは初めて。本店での外販商品の期限改竄や不適正表示は30商品近くにのぼるとみられる。

 また、同社の湯木正徳社長の長男の喜久郎取締役が、責任を取って辞任する意向を固めた。喜久郎取締役は牛肉の仕入れ担当で偽装を主導したとされる。社長と二男の尚治取締役はすでに辞意を表明している。

 関係者によると、明太子は冷凍で仕入れた商品を解凍して本店などで陳列、14日間を賞味期限にして販売していた。冷凍商品は解凍日が製造日となるが、同社は販売・出荷した日を製造日にして賞味期限を表示。「高砂 穴子山椒煮」は、兵庫県高砂市産でなかった。「丹波くろまめ」も他の産地の黒豆だった。 12月9日  産経新聞



いわゆる一連の食品偽装問題。
芋づる式に次々と問題が発覚しておりますが、これはその中でも相当悪質ですねぇ。
まして一流とされていた吉兆の名前を地の底まで落とし込む様な所業の数々。
今後は料亭のみの事業に縮小するという事ですが、どうなることでしょう。

それにしても「高砂 穴子山椒煮」の言い訳はひどい。
穴子の高級品の産地とされる兵庫・高砂の穴子を使っていないにも関わらず、堂々と「高砂」の表記。それを指摘されると、「おめでたい」という意味で高砂と表示しただけというふざけた反論。
じゃぁ、「丹波くろまめ」はどう説明するんだい?
どうやら「おめでたい」のは金儲けの事しか考えない彼らの頭のようで・・・。
by kazz1125 | 2007-12-10 08:56 | 時事


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