消費者不在

ここのところ大変興味もあり、且つ物すごく腹立たしいニュース・・・。

東芝撤退、HD買った人は? 規格戦争で消費者置き去り

 新世代DVDの規格をめぐる主導権争いは、「HD DVD」を主導する東芝が再生機器類の製造を停止する方向となったことで、今後はソニーなどが推す「ブルーレイ・ディスク(BD)」に一本化される見通しとなった。ただ、「消費者置き去り」のまま続いた規格戦争は、すでにHD機を購入した消費者への対応など、重い禍根をメーカー側に残す。

 「まだ負けたわけではない。HDの技術的な優位は変わらない」

 今年1月、ソフトの著作権を握る米映画大手ワーナー・ブラザーズがHD陣営からの離脱を発表した直後、東芝の米国法人幹部はこう強気の姿勢を強調したが、それも長くは続かなかった。

 国内外のメーカーで唯一、HDの録画再生機や再生機を製造してきた東芝。BDよりも低価格で売り出す戦略を推し進めたが、主戦場とにらんできた北米市場で、15日に小売り最大手のウォルマート・ストアーズがBD支持を表明。外堀を埋められた格好の東芝は「万事休す」となったようだ。

                 中略

 また、撤退にともなう費用や、これまでに投入してきた販売促進費などの関連費用は数百億円に上るとみられる。東芝は、デジタル家電を原子力や半導体と並ぶ主力事業と位置づけてきただけに、HD撤退による損失が経営に与える影響は小さくない。

 かつて、ビデオテープの規格を舞台に起きた「VHSvsベータ戦争」では、ソフト充実度で優位にたったVHSの販売台数が市場で優勢になり、勝敗を決した。デジタル家電時代となった今回の新世代DVDでも、著作権を握る映画会社や、メーカーへの発言力を増す小売り企業の判断が大きな影響力を持った。

 HD陣営とBD陣営は3年前に一度、規格統一のための交渉に入ったものの、決裂した経緯がある。前回のVHSとベータ戦争に続き、次世代DVDでも“日本発”の規格争いが世界中の消費者を巻き込むことになったわけだが、メーカーの論理に立った消費者不在の製品開発の危うさを再び示すことになった。2月16日 産経新聞



いささか引用が長くなりましたが、このニュースを正確に理解するためにはしっかりと記録しておかないといけません。
結局かつての「VHS 対 ベータ」の争いと同じく、所詮ハードはソフトに追随せざる負えないという事。
要はそれを使うユーザーの事を第一義に置いて商品開発されるべきであるのに、結局ユーザーは蔑ろにされていたという事でしょうか。

DVDの規格などでも種類が多く互換性がないものがあったりと、家電業界はもっとユーザー本位で商品作らないとダメだね・・・。
日本製は優秀だからなんて胡坐かいて、消費者ほったらかしの商売してたら、あっという間に逆転されちまいますよ。
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by kazz1125 | 2008-02-17 22:54 | 時事


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