大体ここ数年、春先と秋口には湘南まで自転車で出かけるのが通例となりつつあります。
寒い冬場と炎暑の夏はただただ苦痛なので、
ヘタレ(断じて屁こきではないので、勘違いしないよーに)なワタシは陽気の良い時期のみの自転車乗りな訳です。
天気予報を見ていたら今日は穏やかに晴れるとの事。さらには強い風の予報もない・・・。
ヘタレ(断じて屁こきではないので、勘違いしないよ=に)で強い風も大嫌いなワタシには御誂え向きの自転車日和。
よっていざ
鎌倉へと出陣する事に相成ったのでありました。
毎度同じ道を辿って江ノ島って言うのもそれはそれなりにいいのですが、流石に飽きてきました。
そこで今回は同じ湘南でも趣向を少し変えて、鎌倉経由で江ノ島回りで帰る!という壮大なるロマンへのチャレンジ(・・・どこが壮大なるロマンなんだかわかりませんが)。
この一文を読まれた方の中には、以前逆周りで行かなかったっけ?という突っ込みがあるかもしれませんが、それはあえて触れないで頂きたい。
昨日から予定を立てていたので6:40起床。7:00出発。
・・・っと思いのほかひんやりしていて寒い。
本当に暖かくなるのだろうかという不安も頭を掠めたが、ここまできたらGo for it!
地理不案内の方にご説明申し上げますと、僕の住む町から鎌倉・江ノ島というのはほぼ真南。
ですから南へ南へと進むといつの間にか付いてしまう・・・。
余談ですが古道である鎌倉街道が我が町を貫いているのもそんなところに理由があるのかもしれません。
とは言っても現在の道路事情ですからそんな都合の良い道ばかりではないのもまた言わずもがなです。

朝の玉川上水沿いの林間の道。
この時間ですとまだ人影も疎らです。
もうしばらくすると木々は緑に覆われ、陽射しはここまで届かなくなります。
東京・府中 道すがらの植え込みに咲いている・・・これ沈丁花?ですよね。ちょっと早くないか??
府中の多摩川付近の公園でコンビニで購入したパン二つで朝食を軽く済ませます。
何せ長い道中なもので、少しでも風の無いうちに距離を稼ぎたい・・・。
多摩丘陵の二つの山越えをして、町田市内へ。そこかしこで桜が咲いています。
東京・町田 枝垂れ桜
神奈川県・大和市
神奈川県に9:00丁度に到着。
その頃には次第に気温も上がり汗ばみ始めてきました。
ここまではどうあがいてもいつもと同じコースになっちゃいます。
さてこの先は鎌倉への道。
まぁ~っすぐ伸びた
海軍道路という道で南下します。

沿道の桜並木が満開になったらキレイでしょうねぇ。
でも今はほんのりつぼみ。
横浜市・瀬谷 
こちらは何の種類だか存じませんが、満開。
桜の下でちょっと休憩。
いやぁ春です。春。春満喫。
久しぶりに愛車も登場です。
・・・ついでに愛人もここに写真で登場したらびっくりするでしょうけど残念ながらそう云う企画はありません(って愛人いんのかよ!)。
この辺りはかなり平坦な土地なのですが、実際神奈川県は川崎や横浜辺りも含めてかなり細かく入り組んだ丘陵地にあります。
同じ関東でも埼玉や群馬の平野部とはまるで様相が違います。
この先鎌倉が近づくにつれ、その丘陵地を遠慮容赦なく道路が貫いている・・・。

ついに鎌倉市突入!
という事は山坂が多くなって参りました。
段々ボディブローのように応えてきます。
脚つりそう・・・。
それでも上り坂の途中にこんな案内標識が見えると嬉しいものです。
建長寺・門前・・・の小僧習わぬ経を読む(お前、ことわざ間違ってると思う!)

古びた佇まいの北鎌倉駅。
場所柄なのでしょうか和装の麗人がたくさんいらっしゃいます・・・かなりお年を召した。

北鎌倉の切通しを上りきれば、あっというまに鶴岡八幡宮です。
今日は日がよろしかったのでしょうか?結婚式を挙げられている方が二組いらっしゃいました。


雅楽の音に包まれた境内は、その式の様子を見守る方(関係者以外も・・・)で一杯。
あれはいささか照れ臭すぎるかもしれませんが、その分一生の良き思い出になることでしょう。何処の何方か存じませんが、末永くお幸せに・・・。

ここまで距離約60km。さてさてお参りを済ませ、お守りを頂いてから由比ガ浜へ向かいます。
空は少し曇り気味になってきました。

しばし海に向かい物思いに耽っておりましたが、現実問題としてお腹が空いてきました。もう11:30を回っています。

浜辺でビールも一瞬頭を過ぎったのですが、それはあきらめ、シラス漁が解禁になったばかりですので、江ノ島でシラス丼に決定。
海岸線を西へひた走ります。
ルート134の渋滞を他所に自転車はスラスラスイスイスイ~と大変爽快です。
つい鼻歌も混じります。
♪江ノ島が見えてきたぁ~、俺の家は遠い・・・(オイオイ遠いんじゃねーか!歌って落ち込んでどーする)
この頃、空腹感と相まっていきなり脚の疲労感が前面に出てまいりました。
さっきビール飲まなくて良かった。
ところが江ノ島に着いたら時間が悪かった・・・。ジャストランチタイム!
ありとあらゆる食事でのきるところが大混雑。シラス丼どころの騒ぎじゃありません。
マックですら列を成している。
仕方が無いので帰路のどこか途中で食事をする事にして、即藤沢まで向かいます。
ついてない時はついてないもので、少し向かい風まで出てきました。俗に言う弱り目に祟り目って奴ですか?
まぁ僕はそんなの日常茶飯事なので慣れっこですがね(←すっげ~強がり。風にものすごく弱い。喩えるならナメクジに塩と同列に論じてもあながち嘘ではない)。
しばらく帰路を辿り1:30頃、サイゼリアを見つけたのでそこに飛び込み、パスタとスープとほんの一杯だけグラスビールを頂きました。
至福の時とは正にこのためにある言葉。いやぁ~うまかった。
・・・ってのんびりしてるとどんどん時間が過ぎちゃいますので、そろそろ先を急ぐ事にします。
何せまだ残り45km程は走り抜かなくてはいけません。
途中には多摩丘陵の手強い山坂も待っています。

いつもの境川沿いのサイクリングコースは、やや風が強くなってきました。
それでものんびりほたほたと、途中こんな景色を見ながら、また春の日差しを一身に浴びながら、さらには大量の花粉までも浴びながら自転車をこいでゆきます。
何だか楽しいんだか楽しくないんだか良くわからなくなってきました。
問題の山坂も、はぁはぁぜいぜい言いながらも押すことも無く乗り越えました。
それさえクリアすれば、後は平坦な地元多摩の走りなれた道。


自宅に到着時は走行距離130.15km。時間(休憩時間も含む)9時間21分55秒。
楽勝!って書いたらウソになります。
最後は正直一杯一杯でした。
でもね。
それをやろうって思う気持ち。
何とか遣り通そうっていう気持ち。
そう云うのが持てるって事は、まだ大丈夫ですよね?
「
いざ鎌倉」は鎌倉武士のみならず中々大変な事でした・・・。