文章力

<裁判員制度>PRの看板、「参上」は「誕生」に変更

 裁判員制度をPRする「裁判員参上!」の看板が「センスが悪い」と指摘した鳩山邦夫法相は18日、「裁判員誕生!」に文言を変更すると発表した。来週中に法務省祝田橋庁舎の一角にある看板が書き換えられる。

 トップに「ダメ出し」された法務省がホームページ上で「参上」の代案を募集。約280件の意見が寄せられ、「誕生」が多かったという。鳩山法相は「新しく裁判員が生まれるという意味で採用した」と語った。4月18日  毎日新聞


昨日「ねんきん特別便」の事を書いた矢先、こんな記事を目にしました。
ねんきん特別便のあの思い上がった文章もなんだろうなぁと思いますが、これはどうなのかなぁ。
僕は悪いコピーじゃないと思うのですが・・・。
「裁判官参上!」というコピーを考えた方は、裁判官=正義の味方(忍者赤影参上!みたいな・・・)というニュアンスを持たせたかったのだろうなぁと私は解釈しますが、鳩山法相には伝わらなかったのでしょうね。
果たしてどちらが「センスが悪い」くて「センスが無い」のか・・・よくわかりませんが、はっきりしているのは鳩山法相の力勝ち。

文章とは(言葉もそうですが)、書き手と読み手がシンクロしてこそ初めてその持ち味が発揮されるもの。個人の日記とかブログならまだしも、公のものなら尚更そうあるべきではないかと思います。
そう云う意味でも、今回の例などは発表する前に、きちんと推敲されるべきでしたね。

ところでもっと酷い例があります。
後期高齢者医療制度」・・・。
その内容もそうですが、命名されたこの「後期」って一体何?
高齢者に前期も後期もないじゃない。
自動車の若葉マークに対する紅葉マークとは意味合いが全然違います。
失礼極まりない。
何考えてるんだか。

第一命名した奴もそうですが、それを認めてしまう上のエライ人たちもどーかしてますね。

公発の文章はより慎重に考えて頂きたいもの。
文章力が色んな意味で人の心を左右するのは間違いなさそうです。
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by kazz1125 | 2008-04-19 10:12 | 雑感


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