パンダが街にやってくる?

日中友好の親善大使として中国から寄贈されたパンダ・・・。
その最後の日本国籍のパンダ、リンリン(雄、22歳7カ月)が残念ながら今日この世を去りました。
パンダの愛らしい姿は人の心を捉えて止みません。
しかしながら日中関係は日中国交回復の記念に贈られたその頃とは裏腹に冷え込む一方。

つがいのパンダを中国政府に貸与要請…高村外相

 日本政府は中国政府に対し、東京・上野動物園に雌雄計2頭の新たなジャイアントパンダを借り受けられるよう要請している。

 両政府は、5月6日から予定している胡錦濤国家主席の来日時の正式合意、発表を目指している。

 今月17日に東京で行われた日中外相会談で、高村外相が楊潔チ(ようけつち)中国外相に「日中友好のシンボルに」と要請した。楊外相は即答しなかったが、両国政府間で貸与に向けた調整が続いている。(楊潔チの「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
 上野動物園の小宮輝之園長は「日中首脳会談は願ってもないチャンス。借り受けが実現するならぜひ飼育したい」と話した。 4月30日 読売新聞


高村外相は「日中友好のシンボルに・・・」と番のパンダの借受を要請したとのことですが、これはどうなんでしょう。
田中角栄氏が日中国交回復を図ったあの頃と今は180度状況が違います。
ましてや中国に阿る様な真似をしてまで今ジャイアントパンダが必要でしょうか?
換言すれば外交の本質を求めずに、上辺だけのパンダ外交が本当に必要でしょうか?

食の問題。ガス田の問題。海賊商品の問題。尖閣列島の問題。大気汚染の問題。温暖化の問題。チベットの問題などなど・・・。
素人のワタシですら思いつくままにこれだけの懸案事項が挙げられます。
これらを唯一つも解決の糸口すら見つけられずに、パンダでもないだろう・・・。

そう言う考え無しだと、紛い物のパンダを贈られちまいますぜ。
何たって彼の国はそれが得意中の得意なんですからね。
[PR]
by kazz1125 | 2008-04-30 22:59 | 時事


<< リセット 飽和 >>