海鳴り

昨日の日曜日。
晩御飯が妻と2人だけだったので、手軽に済まそうと家の近所の回転寿司「魚屋路」に行きました。
ここは回転寿司としてはややお値段高めですので普段は待つことはほとんど無いのですが、さすがにボーナスが出揃った後の日曜日の夕食時間帯。
結構な混み様です。
私たち夫婦の前には七組ほどのウェイティングのお客様・・・。
待つにはちょっと怯む組数ですが、今日は何処へ行っても変わらないだろうと言う事でしばし待つことに・・・。
それでもお客の回転は良く15分ほどで案内され席に着く事が出来ました。

これだけ客数があると、回転テーブルの上のお皿も賑やかです。
ひっきりなしに新しいネタの皿が補充されて、隙間がないほど・・・。
回転寿司では珍く、今が旬の「ひらまさ」なんぞも置いてあり、脂が乗っているのに身が締まって・・・かぁ~うらやましい美味しい!

しばらくは目で楽しみ、味を楽しみ、していたのですが、ふとあることに気がつきました。

あれ何か変だな?
んん?回ってない。
まぐろ」と「いか」がいない・・・。
回転寿司でまぐろのお皿が回っていない経験はもしかしたら初めてかもしれません。
美味しいまぐろを提供できるか否かが回転寿司の評判の生命線だと思うくらいの回転寿司評論家のワタシ(いつからそんな肩書きが・・・)。
その「まぐろ」が不在です。
あたかも二岡のいないジャイアンツみたいです(全然そんなこたぁねーが)。
オーダーが入るとその時はすぐに握って頂けるのですが、「展示品」としてのそれらはついぞ目にすることはありませんでした。

考えるに、この原油高騰の煽りで出漁を控え漁獲高が減っているらしい昨今。
まぐろやいかのストックがやはり多くはないのでしょうね。
特にまぐろなんぞは回転テーブルに乗せればすぐに無くなってしまうはず。
おそらくそんな観点からの節「まぐろ」「いか」対策だったのではと思っています。

今日もこんなニュースが目に付きました。

全国20万隻、15日に一斉休漁=燃料高、対策求め大規模デモ

 燃料費の高騰で経営難に陥っているとして、全国40都道府県の漁船20万隻が15日、一斉に休漁する。同日午前には約3600人の漁業者が東京都内で決起集会に参加。政府に燃料費の補てんなど必要な対策を求めてデモ行進する。
 休漁に参加するのは、全国漁業協同組合連合会(全漁連)など漁業の主要17団体。休漁は原則1日だが、地域によっては2日間実施する。既に岡山県で14日から県漁連の組合員2100人が休漁に入ったほか、大阪府漁連は15日から2日間休漁する予定だ。 
7月14日 時事通信


これって、声を上げるどころか悲鳴ですよね・・・。
生活が掛かった漁師さんたちの海からの悲鳴。
あたかも海鳴りの如く響いてきます。
私たち庶民には伝わってきます。

だけどねぇ。
回転寿司で楽しめちゃうワタシなんぞにゃとんと縁はございませんが、赤坂辺りの高級料亭には国産の冷凍モノではない生きの良い「本まぐろ」がまだあるんでしょうか。
だとすりゃどんなにガソリンが高かろうが高級外車でそこに乗り付けるセンセイ方にはこの声は届かないんだろうな。

センセイ方さぁ。国民の鮮度が悪くならないうちに、なんとかして下さいよね・・・ホント。
このまんまじゃ、鮮度が悪くなるどころか腐っちまうって。
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by kazz1125 | 2008-07-14 18:46 | 雑感


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