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カテゴリ:風景( 116 )

昼餉

少し早めの昼食

僕はいつもの
セルフ方式の定食屋さんで
いつものごとく一人ぽつんと食べていた

しばらくすると
カウンターの向かい合わせの席に
年配の夫婦連れが座った

地味な色合いの古びた上着
少し傷んだ靴とバッグ

二人のトレイには
かぼちゃの煮物と鳥のから揚げと
ご飯の大盛りが一つとお味噌汁のお椀

そのささやかな昼餉を
彼らは二人分け合って
楽しそうに・・・
本当に楽しそうに話しながら
食事を始めた

少し羨みながら
僕は席をそっと立った
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by kazz1125 | 2012-03-23 12:39 | 風景

故郷

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幼い日
あなたはこの空を見ていたんだね
この山と川に
あなたは見守られていたんだね

僕は静かに車を停めて
風景の邪魔をしないように
大きく背伸びを一つ・・・

深く息を吸い込むと
あなたの笑い声が聞こえた気がした







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by kazz1125 | 2012-02-20 23:42 | 風景

合格発表

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私の住まいのほぼ向かい合わせに、女子高があります。
今日はそこの合格発表だったようです。

マンションの立体駐車場の車の出し入れには3分ほど掛かるので、その間に見るともなしに見ていたのですが・・・。

ひっきりなしに行き交う母娘連れ。
一人急ぎ足で行く女子中学生。
過ぎし日の我が娘たちの姿とも重なり、その胸中や慮るに余りあります。

しかしながらみんなが合格していると良いのだけど・・・そうは行かないのが受験。
門から出てくるなり嬉しそうに携帯を取り出す子はもう言わずもがなでしょう。
しかし中にはひどく思いつめた顔で出てくる親子連れとかもいて・・・。
ありゃりゃりゃ。


大丈夫だよ。それが全てじゃないから・・・。
おぢさんも離婚した時はそんな風にちょっとだけ思ったけど、案外さっぱりしてるし(爆)。
・・・なんて声を掛ける訳にもゆかず、心の中で頑張れ!とつぶやいて駐車場から走り出した私。

今日の空も青く高く澄み渡っています。
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by kazz1125 | 2012-02-11 12:41 | 風景

夏日

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こりゃ梅雨明けですね。
渋谷の空に夏雲がぽかり。
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by kazz1125 | 2010-07-17 09:43 | 風景

緑色の風

f0056698_23491019.jpg久しぶりの快晴。
のんびりと穏やかな日曜日。
ちょっとお届け物があったので、そのついでにぷーちゃんを連れてコペンでちょっとドライブです。

樹々の枝の先々には、若やいだ緑色の新しい葉が、四月にしてはまだ少し冷たい風に揺らいでいました。
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埼玉県・飯能市 入間川河川敷の公園にて
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by kazz1125 | 2010-04-25 23:49 | 風景

茜色

茜色
本来は「赤根」という植物で染めた色のことを指しますが、夕暮れ時の空が赤く染まる色合も茜色。
「草冠」に「西」でですね。

この空の色を表すのに最も素敵な組み合わせのような気がします・・・。

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今日の埼玉・所沢 PM6:40

蒸し暑かった一日ですが、少しだけ風が涼しくなってきました。
明日は晴れるかな・・・。
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by kazz1125 | 2009-07-10 20:56 | 風景

狭間

東京・渋谷 AM7:00
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寝ぼけた朝の
人影も疎らな公園通り
朝飯をあさるのに忙しい
カラスの数の方が多いくらいだ




昨夜の続きのままの若者たちと
新しい一日の始まりを迎えた人々が行き交う
夜と昼の狭間の
ハチ公口スクランブル交差点

白み始めた街の顔は
どこか気だるさを伴って
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時は
全てのものに等しく流れ
全てのものを等しく包み
つまりは
感じ方次第なのかな
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by kazz1125 | 2009-05-05 18:14 | 風景

旅立ちの日に

今日は卒業式の学校が多いようですね。
早いもので、我が家の2人の娘がそれぞれ高校と中学を卒業してからもう一年経っちゃいました。

次女が通う高校も今日。
また通勤でいつも前を通る職場のすぐ傍の中学校も、卒業証書授与式の花看板が立てられておりました。

あちこちピカピカ光る、いつの間にかつんつるてんになっちゃった詰襟の制服に、真新しいスニーカーの男子生徒。そして少し緊張気味の真っ白いハイソックスをはいた女子生徒が、また一人また一人と正門に吸い込まれてゆきます。
これは間違いなく卒業してゆく生徒さんたちでしょう・・・。

その新しいスニーカーやソックスに籠められた親御さんたちの思い、君たちに伝わっているかなぁ。
こういう時だけでいいから、きちんと伝わってたらいいなぁ・・・。

などとその学校の正門前の信号待ちでしんみりしていたら、いつの間にか青信号に変わっていて後ろの4tトラックにクラクション鳴らされた・・・。
コンチクショーめ、人が感傷に浸っているのに台無しにしやがって!・・・ってぼさぁ~っとしてたワタシが悪いんだけどさ。


さてさて、いつのまにか卒業式の歌の定番は「旅立ちの日に」になっていました。
その親しみやすい歌詞は、何だか素直に心に沁み込んで来ます。
今、女子高生たちが卒業遠足でディズニーシーに行っている設定で、そこでこの歌を合唱するテレビCMが流れています。
その中で生徒の一人が「泣かないよ・・・」っていいながら涙を堪え歌うシーンがあります。
ワタシ、このCM見る度に涙目になって・・・ったくしょーがねーオヤジだ。
その度にこちらも心がキレイになった気がします・・・気のせいだけど。

卒業と言う響きには、希望と背中合わせの不安と、そして別離の悲しみとが幾つも折り重ねられた甘酸っぱいものが秘められています。

この歌がその心の琴線をそっと奏でてくれる時、人は涙するのかな・・・。

もうあと30分くらい。
あと30分もすると、全国あちこちの学校でこの歌が歌われるはずです。
 
 耳を澄ませば・・・・・・ほら、あのピアノのイントロが聞こえてきます。

 ♪ 白い光の中に 山並みは萌えて
  遥かな空の果てまでも 君は飛び立つ・・・
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by kazz1125 | 2009-03-14 09:40 | 風景

春待ち月

春待ち月。
陰暦で二月の別称です。

ここのところの陽射しは、やはり温暖化の影響なのでしょうか、風さえなければぽかぽかと暖か。
春はもうすぐそこまで来ています。

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写真は先週の2/1の日曜日。

コペンから身を乗り出して雑木林の木立ちを見つめる「ぷーちゃん」と、そのぷーちゃんを見つめるワタシ。

どこまでも走って行けそうな、青空です。
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by kazz1125 | 2009-02-09 00:07 | 風景

夕焼け小焼け

埼玉・所沢の入日
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夕焼け小焼け  詞:中村雨紅

夕焼け 小焼けで 日が暮れて
山のお寺の 鐘がなる
おててつないで みな帰ろう
烏と いっしょに 帰りましょ

子供が 帰った 後からは
丸い大きな お月さま
小鳥が夢を 見るころは
空には きらきら 金の星
 

作者の中村雨紅さんは東京・八王子の恩方という山懐に抱かれた里のご出身。
その風景を童謡の詞にしたのがこの『夕焼け小焼け』と言われております。
郷愁を誘われる美しい詞とメロディは時代を越えて受け継がれていって欲しいものです。
この景色のように・・・。

写真は昔とあまり変わらない武蔵野の落日。
全て葉を落とした梢越しの冬の夕日は、何故かしら家路を急がなくては・・・という気になってしまいます。

・・・そう言えば子どもの頃もそうでした。
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by kazz1125 | 2009-01-25 23:32 | 風景