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プロ野球

かつてテレビではスポーツ番組の王様だったプロ野球。
僕が子どもの頃、夕食時にはいつも画面に長嶋が映っていた様な気がします。
それが次第次第に野球離れが叫ばれるようになり、実際ここのところ視聴率も低迷、観客動員数も右肩下がりの状況が続いていました。
そして・・・いつのまにか僕自身も好きだった巨人戦をほとんど見なくなっていました。
理由は簡単。
見ていても面白くないから・・・

ところがこの春先のWBC優勝
この出来事は、殊野球界にとっては計り知れない大きさでしたね。

関東地方では、テレビでの野球中継はどうしても巨人戦が主となります。
その巨人戦を再び見るともなしに見るようになっていました。
そしてその内容たるや、昨年までの間延びした試合とは明らかに一線を画しているように思います(ってつまりは時々は見てたって事じゃない。自爆)。
先日の4/7巨人ー中日戦の上原vs川上の投げ合いなどは、どちらも譲らぬまさに真剣勝負。
結果サヨナラ満塁ホームランを打たれ敗戦投手になってしまった上原ですが、そのコメントに「こういう試合を続ければファンはついてくる」と言うのがありました。

プロスポーツは野球に限らずエンターテイメントの一つ。
そう考えれば観客が楽しめるもの、再び見たくなるようのものでなくては絶対に成立しません。
娯楽が少なかった昔とは違い、今は幾らでもエンターテイメントの選択肢があるのですから、つまらないものは順に切り捨てられるのも至極当然の論理。

先の上原の一言はプロスポーツの何たるかを、何をすべきかを端的に捉えている一言だと思います。
そしてそういう意識を潜在下にきちんと持ったプレーヤーがもっと増えてくれる事を願って止みません。それがより質の高い熱い試合につながり、観客増につながり、活性化につながる。
魅せる試合を・・・毎日がWBCの試合のような熱い試合でも、僕ら観衆は全然困りません。
むしろ大歓迎ですから。

プロ野球は戦後の日本の平和文化の象徴。
もっと大切にしたい・・・ですよね


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by kazz1125 | 2006-04-12 09:16 | Sports


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