平穏

薄曇の公園のベンチ
老夫婦が何やら楽しげに笑っている

お世辞にも
豊かそうには見えない二人だったが
気取りも無ければ
気負いも無い
二人過ごした時間だけが為し得る
二人だけの笑顔

ご婦人が持っていた
おにぎりの包みのサランラップが
束の間、キラキラと光った

辺りは静かな午後のままだ
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by kazz1125 | 2006-05-26 19:13 | | Comments(2)
Commented by ミント at 2006-06-03 02:42 x
もうすぐ嫁ぐという日
「結婚したら夫婦、言う。長いこと一緒に居って『みょうと』になるんや。」

父の言葉。

私もいつか、このご婦人のようになれるのでしょうか。
私たちはいつか、このご夫婦のようになれるのでしょうか。

道は、簡単じゃないね。

「楽しい時に笑えるのは当たり前。苦しい時にこそ笑いあえる夫婦であってください。」
彼の友達のスピーチ。

もうすぐ、十数度目の結婚記念日。


***kazz1125さん、はじめまして。ミントです。
とても、胸にひびくものがあって、、、。

ーオモイガアフレルー
美しい情景ですね。

いつか、こうなりたいものです。
Commented by kazz1125 at 2006-06-03 06:56
>ミントさん。初めまして。ようこそいらっしゃいました。

さてこの老夫婦、実際お見かけしたお二人です。
僕が勝手に夫婦と判断しただけで、実は束の間の逢瀬を楽しむ「不倫」関係だったかもしれません(^^;
しかしそこに流れていた時間は間違いなく、しっかりと時間を積み重ねたご夫婦のものだったように思います。
僕が切り取ったその時間断片は、まさに「平穏」。だけど彼らにも、過去には大なり小なりの紆余曲折があったかも・・・そこまではもちろん僕にはわかりません。
かつては言葉を尽くして話し合ったこともあったかもしれない。
しかし今この時ばかりは、ささやかな陽射しといつものおにぎりがあれば、余計な言葉は要らなかった・・・。
全て包括してしまう至極平穏な時間の美しさに、僕自身がなかなかたどり着けない現実。だからこそ僕が抱いた憧憬の念。それがこの記事の根底にあります。

嫁ぐ日の父上のお言葉。スピーチ。旅立ちの時に籠められる思いは、いつも優しさが一杯です。その優しさの欠けらを肌身離さず持っていられたら、このご夫婦に少しだけ近づける・・・そんな気がします。
どーぞ、これからもよろしくお願いします。

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