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一文字違い

「ほおずき」と「ほおずり」
確かに似て非なるもの。
このように一文字違いで意味の異なる言葉はたくさんあります。

上の例などは全然違うもの同士ですからいささか面白みに欠けるのですが、こんな例はいかがでしょう。

EX1. 先生は本当に「優しい」よ
EX2. 先生は本当に「やらしい」よ
EX3. 先生は本当に「疚しい」よ

「やさしい」と「やらしい」(正しくは嫌らしい)「やましい」などは共に性格を表す形容詞ですので、会話のエッセンスとして使うと時に予想以上に可笑みを持つことがあります。
そしてこれは6/5の記事、言い違い、読み違い、勘違いにも共通する言葉の面白さの大事な要素です。

言い違いの例として・・・
月曜日の朝礼での校長先生のとんでもない間違い。
「今日は避難訓練があります」って言いたかったはずの校長ですが、
「今日は避妊訓練があります」って言ってしまった。

これが小学校ならそれほど問題になりません。
よしんばこれが高校生だったりしたら・・・、大騒ぎ間違いありません。
一字の間違いはそれほどの影響力をも持ち得るのです。

これを機会に皆様におかれましては日常からよく研究なさって頂き、ウィットに富んだ使い分けをされる事が言葉遊びの可笑みを理解する一番の近道だと存じます。


そんなに力説するほどのことでも無いんですが、とりあえず。
by kazz1125 | 2006-06-24 23:26 | 言の葉


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