運動会の空

秋。

食欲の秋。
読書の秋。
スポーツの秋。

何をやっても良い季節です。
取り分け真夏の暑さから開放されたこの時期は、スポーツで汗をかくのも一際気持ちの良い時期。

春先に運動会をやってしまう学校もありますが、大方の学校はこの時期が運動会の季節。
娘たちが幼稚園や小学校の頃は、早朝から場所取りに行った(行かされた)のをついこの間の事のように思い出します。

最近では徒競走などでも順位をつけない学校も多いと聞きます。
また児童数も少なくなっている現状、盛り上がりに欠ける学校もまた多いと聞きます。
僕の娘の小学校は比較的児童数も多く、昔ながらに順位もきっちりと付け、紅白しっかり戦わせる、まだまだ親も一緒になって熱くなれるそんな運動会でした。

長女が小学校の時。
長女より少し下の学年で足に障害のあるお子さんがいらっしゃいました。
上に述べたような学校ですから、分け隔てなくそのお子さんも普通の子どもたちと徒競走も一緒に走ります。
他の子たちが走り終わっても義足のその子は半分の距離にもたどり着いていません。
初めてその光景を見た時、正直僕は何で?かわいそうじゃないか・・・と思いました。

ところが・・・

「頑張れ!」
「もう少し!」
子どもたちから、たくさんの保護者から、先生方から応援の声があちこちから掛かります。
最後の20m位は学校中の歓声と拍手の中でのゴール。

そうか・・・こういうことだったんだ・・・。
目頭が熱くなる光景でした。

何処までも澄み渡ったあの運動会の空。
いつまでも忘れないでいたいと思います。
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by kazz1125 | 2006-09-28 00:13 | 雑感 | Comments(3)
Commented by e-beat at 2006-09-28 00:28 x
久々に目頭を熱くさせて頂きました。
特別に扱われるより、皆と一緒に走れる。その事の方が幸せなんでしょうね。。
Commented by kazz1125 at 2006-09-28 00:31
e-beatさん、まだ起きてたんですか!
って僕もですが。

そうですね。
一緒に勉強してる友達と、同じように走る。
それもとっても大切な事なんだと思います。
ややもすると、思いやりのつもりが勘違いになっていたこともたくさんあるのかもしれません。
もっともっと、考えなくてはいけない事、勉強しなくてはいけない事もたくさんあるようです。
Commented by ミント at 2006-09-28 09:53 x
子供たちは「一生懸命」ですから。

同じように一生懸命なのに「障害のない子供」だと、
出来ることが当たり前すぎて、みんな、忘れてしまうのですよ。

「一生懸命」だけれど「当たり前」のことをしているのです。
その一歩にとてつもない努力がいるのだけれど。

うちの小学校、肢体不自由の子供さんは、ゴールから逆算してスタートします。
よーいドン、でスタートしても、ゴールは、最後になります。
でも、みんな、その一歩に拍手を送ります。

うちの息子、重度知的障害&自閉症の6年生です。
体は元気なのでみんなと同じ、トラック半周します。

「よーいドン」から「ゴール」までゆ~~~っくり走るので、体操服も、靴も、きれいなのをと、気をつかいました(笑)

会場のほぼ全部の人の声援を受け、自分も拍手しながら満面の笑みで走る息子の、みんなとの最後の運動会が終わりました。
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