17年前の今日
長女が生まれた
丁度今日の空と同じ様な
時折、風花が舞う
そんな寒い日だった
誰彼構わず
「女の子が生まれたんですよ」と話しかけたいような
辺り構わず小躍りしたいような
生まれて初めての喜びに満ちた日
闘い終えたベッドに横たわる妻の
汗と涙を見た時
心からの
労りの気持ちを感じたあの日
遠ざかる日々
いつしか時は
掛替えの無いものさえも
好むと好まざるとに関わらず
忘れさせてしまうのかもしれない
今日は
ささやかな誕生祝いと共に
もう一度
大切なものを思い出そう
by kazz1125
| 2007-01-20 16:36
| 心
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