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権威失墜

<愛知立てこもり>大林容疑者を緊急逮捕 29時間ぶり決着

 愛知県長久手町の元暴力団組員、大林久人容疑者(50)が人質を取って自宅に立てこもり、拳銃を発砲して県警機動隊特殊急襲部隊(SAT)隊員の林一歩(かずほ)警部(23)=18日付で2階級特進=ら4人を死傷させた事件で、県警は18日午後8時48分、自宅から出てきた大林容疑者の身柄を確保、殺人未遂容疑で緊急逮捕した。事件は発生から約29時間ぶりに解決した。人質とされていた大林容疑者の元妻、森三智子さん(50)はこれより前の同2時51分、自力で脱出、保護された。 5月18日   毎日新聞


ようやく解決を見たこの事件ですが警察官を含めて4人が死傷。
再び拳銃が表舞台に現れた、暴力団関係者の事件です。

人質は自力で脱出、そして犯人も自らの投降・・・。
投降してからも、ネゴシエーターがいつまでも「手を上に挙げて・・・云々」という説得が続いて・・・。
何やってんだ、愛知県警は。

ものすごくイライラしました。
結果的に警察の初期判断の誤りと情けないまでの弱腰な姿勢が如実に見えて、本当に日本の警察はこれでいいのか?と言う疑問だけが大きく残りました。

日本では「あるはずの無い拳銃」がこんなに当たり前のように陽の目に晒されている現実。
強権発動すべき時は、きちんとその姿勢を見せないと、この手の犯罪はなくならないんじゃないのか?
いささか強引な素人考えかもしれませんが、人質が救出された時点で犯人逮捕、もしくは射殺すると言う選択肢は無かったのか?
もちろん、拳銃の入手ルートを探るとか、犯人射殺のデメリットは計り知れないのかもしれない。
だけど犯人投降後の警察の犯人に阿るようなあのやりとりは、納得がいきません。

以前にも記しましたが、かつては世界一とまで言われた日本の警察。
その輝きを取り戻すには、毅然たる警察の威光というものが絶対に不可欠だと思うのは僕だけではありますまい。
by kazz1125 | 2007-05-19 00:17 | 時事


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