裁き

「慎重にも慎重な検討を加えた」死刑執行に鳩山法相

 鳩山法相は17日午前11時から、法務省19階で記者会見し、「慎重にも慎重な検討を加え、数日前に私が死刑執行の命令を下した」と、緊張した表情で述べた。

 宮崎死刑囚の弁護人は、再度の精神鑑定と刑の執行停止を求める書面を法務省に提出していたが、鳩山法相は「再審が必要だという具体的な理由が主張されているわけでもなく、裁判でも完全な責任能力が認められている。慎重に調べて執行した」と説明した。

 2か月間隔の執行については「特に時期を選んでいるわけではない。正義の実現のために粛々と執行している」と強調。宮崎死刑囚らを執行した理由を問われると「妙な言い方だが、自信と責任を持って執行できるという人を選んだ」と答えた。 6月17日 読売新聞


もうあの事件から20年近くも経つんですね・・・。
最初の入間市の幼女失踪当時、その近辺の現場で仕事をしていた僕は、仕事帰りに2度ほど検問で車を停められたのを思い出します。
逮捕後の現場検証での宮崎勤の能面のような顔は、何か別世界の人のような違和感を未だに拭い切れません。

人が人を裁くことの難しさは想像に難くありませんが、それにしてもこの人は「死刑」以外に何も無いという感じを持っているのは私だけでしょうかね。
最近特に、この手の凶悪な犯罪が在ると弁護側はすぐさま責任能力云々を持ち出し、精神鑑定だの心神喪失状態だのと騒ぎますが、それが何なんでしょう。
それだから人を殺めても仕方がないと言う事なのでしょうか?

先日の秋葉原の凄惨な事件の後で、このタイミングの死刑執行についてテレビ局各社はあぁでもないこうでもないと騒いでいます。
鳩山法相になってから死刑執行が多すぎると言うような、批判的なニュアンスでの報道もまた多い気がします。
しかしながら死刑は判決確定後6ヶ月以内に法務大臣の命により執行されるはずであるのに、漫然と執行されずにいる死刑囚のいかに多い事か・・・。
確かに死刑制度、終身刑の制定、また長すぎる裁判制度についてももっと検討されて然るべきかと考えます。
いずれにしてもただ単なる懲罰ではなく、犯罪を抑止する為にも大きな意味合いを持つべき事だけによ~く考えて頂きたいと思いますね。

何だか、ホントにいやな世の中だなぁ。
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by kazz1125 | 2008-06-17 19:33 | 時事 | Comments(5)
Commented by seechan2525 at 2008-06-17 20:19
シー坊です。
絶対に許されるべきでない「罪」というのがあると思います。
日本は終身刑が無い分、それに相当する思い刑があるのは当然かと・・・鳩山法相は人相的に(ゴメン!)あまり好きではありませんが、当然の決定と思います。
宮崎被告の犯した数々の罪業を、私達は忘れてはならないと思います。。。
Commented by miu at 2008-06-17 21:46 x
私も鳩山法相は好きにはなれませんが(何と言ってもアルカイダの友だちの友だちだし・笑)、この件に関してだけは支持します。
そもそも従来の法相たちが職務怠慢なだけですよね。
いちいち法相が決断しなくちゃいけないこと自体がおかしくて、機械的に半年以内に執行する形式にすればいいのに。
嫌なら法律変えろってな話です。
死刑の代わりに終身刑を、という議論もありますが、結局税金で養うというところが納得いかないので、むしろ終身刑など導入して欲しくありません。

精神鑑定うんぬんに関していは、先日読んだ薬丸岳氏の「虚夢」に興味深い記述がありました。
「精神病を抱えている人たちの中で犯罪に走ってしまうのはごく一部です。ただ、重大な犯罪を犯しても不起訴や無罪になったりして、精神障害者は何をやっても許されると世間から恐れられることが、逆の差別につながっているのです。」
これも悲しいことですよね。
Commented by kazz1125 at 2008-06-18 07:25
シー坊さん、miuさん、おはようございます。

奇しくも鳩山法相の不人気振りが思わぬ形で露呈しておりますね(苦笑)。
ややもすると死刑執行が批判されている現状。
しかしながらこれは法務大臣として当然の仕事かとワタシは考えます。
極刑が確定されたのなら、法に則ってそれこそ粛々と刑を執行命令を下すのが法務大臣の仕事でもあるはず。
miuさんの仰るように、今までの死刑執行命令を出さない法務大臣の方が、職務怠慢という感は否めません。
また最近増えているのは死刑になりたいから人を殺すと言う犯罪。
これに対しての死刑は犯罪の抑止力にはなりえない・・・。
そういった観点では死刑・終身刑と言う選択肢もまた必要になってくるのかな・・・。

人が人を裁くこと。
これが秩序を保つための方法であるのなら、その下された判決に従う・従わせるのは法治国家としての当たり前の有り様です。
犯罪が右肩上がりで増えている日本。
「裁く」と言う事を今一度考えなくてはならないようです。
Commented by 一個 at 2008-06-18 08:53 x
kazzさん、おはようございます。

自分の身をかえりみず怪我人の救助にあたる人がいるかと思えば、
死刑になりたいから人を殺すなんて…。
もちろん自分の命を絶つことは絶対に許されないことですが、自分の命さえ絶つ勇気がなく、それさえもひとまかせ…。
命をなんだと思っているんでしょう~。

私たち医療従事者の中にも、人の命を預かる仕事についていながら、プライドもなく漫然と仕事をしている方がいらっしゃるようで、最近ニュースをにぎわせていますよね。
怒りをとおりこして無力感に襲わせれそうですが、
それでも私たちは、がんばらないと…(^_-)-☆
Commented by kazz1125 at 2008-06-18 20:13
一個さん、こんばんは。

世の中が「進歩」するにつれ、人の心がどんどん「退化」していっている・・・。そんな気がしてなりません。
科学や技術の進歩は確かに「一見」豊かで快適な暮らしを私たちにもたらしてくれました。
その一方でどんどん悪化してゆく地球環境を初め、人の心までも荒み始めている・・・。

情操面での「何か」が欠落している人がものすごい勢いで増殖しています。この宮崎勤などはその代表格でしょう。
死刑なんて出来ればない方がいい。
だけどそれは極悪非道の犯罪が無くなってからの話でいいかな・・・。
少なくとも犯罪抑止力となるのであれば、死刑も已む無しとワタシは考えます。
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